クラフトビール好きにとって年に一度の堪らないイベントGABS Craft Beer Festival。
ということで去る2024年6月14日(土)にGABS Craft Beer Festival 2024 ブリスベンへ行ってきたので早速レポートしていきます。
GABSとは
GABSとはビール業界の大物Steve Jeffares(スティーブ・ジェフェアズ)氏とGuy Greenstone(ガイ・グリーンストーン)氏の二人によって2011年に創設されたイベントで、もともとGreat Australian Beer SpecTAPularとして知られており、クラフトビールの多様性と創造性を祝うイベントとして企画されました。
因みに、スティーブ・ジェフェアズ氏とガイ・グリーンストーン氏はThe Local Taphouse(メルボルン)と当ブログでも紹介したことのなるブリュワリー、Stomping Ground Breweryの共同創設者でもあります。
チケット
GABSに行ってクラフトビールを飲みまくるためにはまずチケットが必要となります。
毎年GABSの公式サイトで入場チケット($40前後)を購入できるのですが、今年はなんと入場チケットをタダでゲットすることができました!
私は2024年6月14日(金曜日6PM~)のセッションに行ったのですが、その2日前にTeam Gabsから先着100名、一人当たり5人までの無料入場チケットを差し上げますというEメールが送られてきたのです。
ちょっと疑いはしたもののそのメールにあるリンクから申し込んでみたらすぐチケットをゲットすることが来ました!
そして夫婦共々申し込んだので10名分の無料入場チケットをゲットすることができたのです。
GABS Brisbane会場の様子
まず、会場入り口でチケットをスキャンしてもらいドアを入るとGABS CREWのTシャツを着たスタッフから一人一個プラスチックのグラスを受け取ります。
今年のグラスは写真左のトランペットの先のようなホーン型のようなグラスでした。因みに写真右のチューリップ型のグラスは2022年のもの。
個人的には今年のグラスの方がいろんなアイコンがプリントしてあって好みです。
会場に入ると長テーブルと長椅子が設置されているので自由に陣取って各々好きなブリュワリーのビールを買うも良し。
ブリュワリーとは別にフェスティバルビールが120も用意されているのでフェステバルビールをパドルで買うも良し。
はたまたフードトラックがいくつも出店しているので食いに走るのも良しといった感じでした。
またゲームコーナーも設置されており、ゲームで勝ったらGABSのロゴが入ったキャップなどがもらえるようでした。
そして、会場の両端には120ものフェスティバルビールのタップが60ずつ分けて設置されています。
CREWシャツを着たスタッフがタップの前に何人もいて、自分が飲みたいブリュワリーの番号をチョークでパドルに書いて渡すと同時に支払いを済ますと100mlのプラスチック容器にビールを注いでくれます。
値段は100mlx5個のテイスティングパドルで$14ドルでした。
もちろん会場に出展しているブリュワリーのビールももちろん飲むことができます。
ブリュワリー毎にタップや缶に詰めたクラフトビールを用意しており、フェスティバルビールとは別にブリュワリー毎に料金が発生します。
基本最初に渡されたGABSのグラスの値段が設定されていますが、ブリュワリーによっては100mlのテイスティングカップでも飲めるようでした。
以下出展ブースで見かけたブリュワリーの写真
テイスティングしたブリュワリーのビールたち
ということで、私とビール好きの友人とでテイスティングパドルで飲んだビールを紹介していきます。
最初に友人と共に購入したテイスティングパドル10種類。
#1, Clifton Hill Brewing (VIC) : Honey Gum (Red IPA)
#6, Aetheon Brewing (WA) : Unlikely Friends
#12, King River Brewing (VIC) : King River Double Red IPA
#15, Molly Rose Brewing (VIC) : Pepper Pepper Pepper
#21, Seeker Brewing (NSW) : Bounty Hunter
#24, Freshwater Brewing Co. (NSW) : Paradise Pils
#30, Captain Bligh’s Brewery (TAS) : Wise And The Foolish
#36, King Tide Brewing (NSW) : Smooth Caffeinator
残りの二つはチョークが消えてしまう前に写真を撮らなかったので忘れてしまいました…
2回目の私が選んだテイスティングパドル5種類。
#65, Shout Brewing Co. (NSW) : Southern Crossed Lovers – ANZIPA
#66, Dangerous Ales (NSW) : Mr. Phantastic
#83, Prickly Pete and The Wolf Brewing Co. (NSW) : West Coast Story
#96, Heroes And Villains (WA) : Equinox ’24
#112, Stoic Brewing (NSW) : Bacon Me Crazy
友人が選んだ2回目のテイスティングパドル5種類。
#91, Future Magic Brewing Co. (QLD) : Sweet As Pie
#99, Escape Brewing (VIC) : Escape The Heat – Belgian Ale With Jalapeños
#101, Lady Burra Brewhouse (SA) : Strawberry Champagne Beer
#116, Monkey Shoulder (Scotland) : Ginger Monkey
#117, Matso’s : Piña Colada
そしてそして、3回目はフェスティバルビールではなくOne Drop Brewingの出展ブースにてカラフルなビールを5種類!
もうこの3回目の頃は酔いが回っていたので写真を撮るので精一杯…パドルの下に空き缶があったのに写真を撮り忘れてしまいどのビールだったかわからなくなりました。
記憶を辿りながら写真左側のオレンジ色のビールから味わいを説明すると、
オレンジ色:マンゴーや柑橘の香りを感じるフローズンビール
ピンク色:ストロベリーやラズベリーの風味を感じるサワー系
緑色:グァバのような風味と友人が言っていたような…サワー系
青色:ココナッツのような風味をほんのりと感じるサワー系
紫色:ラズベリーのような風味のあるフローズンビール
といった感じでほぼほぼビールじゃないよねといったカクテル感覚のビールたちでした。
おわりに
今年は行こうか行くまいか迷っていたGABS、たまたまTeam Gabsより入場無料のチケット案内メールが来て本当にラッキーでした。
テイスティングパドルもなるべく当ブログで紹介したことのないブリュワリーのビールたちを中心にチョイス、ボトルショップで今後見かけたら買ってみようと思わせてくれるブリュワリーもたくさんありました。
毎年GABSはシドニー、メルボルン、ブリスベンの3都市で開催。クラフトビールファンなら一度は観ておいて損はないイベントだと思います。