以前当ブログで紹介した「ワンカップ大関」を思わせるかのような缶ビールを紹介しました。
今回も同じブリュワリーからのビール、ベントスポーク バーレイグリフィン キャンベラ ペールエールです。
このブリュワリー、キャンベラというオーストラリアの首都にあります。
キャンベラはシドニーから約300km、メルボルンから約650kmのところに位置しており、アメリカの環境建築家ウォルター・バーリー・グリフィンの設計によって街が作られたそうです。
キャンベラとはオーストラリアの先住民族アボリジニの言葉で”人が出会う場所”という意味を持つとのこと。
“人が出会う場所”でうまいビールを飲む、話が弾むこと間違いなしですね!
ビール詳細
BENTSPOKE BREWING CO. : BARLEY GRIFFIN CANBERRA PALE ALE(ベントスポーク ブリューイング : バーレイグリフィン キャンベラ ペールエール)
普通プルタブを「プシュ」と開けると飲み口を覆っていたアルミは缶の内側に押し下げられているはずですよね。
でも、このブリュワリーが採用しているのは指をかけるプルタブの穴が大きめのタイプで、プルタブを開けたらツナ缶のように上部が全部取れてしまうタイプのもの。
使用ホップ:Ekuanot、Mosaic
産地
オーストラリアンキャピタルテリトリー(ACT) キャンベラ ブラッドン
ビール種別
ペールエール
アルコール度数
4.2%
IBU
18
テイスティングノート
香り
缶のプルタブを開けるとパッションフルーツのようなフルーティな香りをかすかに感じます。
グラスに注ぐとパッションフルーツの他にピーチのような甘い香りも感じます。
泡立ち
真っ白でフワフワの泡がグラスのふちまで立ち上がります。
色
かすかに濁った淡いオレンジゴールド
テイスト
最初の一口を口に含んでから鼻に抜ける香りはホップのグラッシーでパインニードルのような香り。
鼻腔で香りを感じた後の味わいはまずホップの苦味・旨味がジワッと口中に広がり、苦味が引いたかと思うとなんとも言えないフルーティな味わいをかすかに感じます。
そして、その味わいの中で見え隠れする樹脂っぽい風味を感じました。
後味には最初に感じたパインニードルのような風味を感じ、甘味もかすかに残ります。
カーボネーションはちょっと粗めのバブル感で舌をちょっとだけ刺すような刺激を感じます。
全体的にはさほど特徴のない軽いペールエールといったところ。
おわりに
またもや「ワンカップ大関」ビール!
プルタブを開けるとき気づきましたが、プルタブを開けた時の音も「プシュ」ではなくて「カシャ」という音で普通のプルタブを開ける時よりもうるさいです。
また、以前にも樹脂っぽい風味の残るビールを飲んだことがありましたが、それに似た風味を感じてちょっと残念。
参考ベントスポーク ブリューイングのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)