今回はエンジョイ★ビアーズ初登場のブリュワリーのビール、コースタルブリューイング ブラックヘッド ミルクスタウトです。
Coastal Brewing Companyは家族経営で超小さなブリュワリー。
ニューサウスウェールズ州の美しいBarrington Coastの一地域でもあるForsterを拠点とし、その近隣のコミュニティで大きな役割も果たしています。
やっぱりオーストラリアって地域に根ざした会社作りをすることが重要なんだなと感じます。
Coastal Brewing Companyが目指すものはとにかくLIFEを楽しむということ。
そして、”LIFEを楽しむ”ということを土台に同社の作るビールにはBarrington Coastにある自然の美しさにリンクした名前がつけられているとのこと。
今回の”Black Head”というネーミングもForsterとTareeのちょうど中間地点に位置するBlack Head Beachから名付けられています。
ビール詳細
THE COASTAL BREWING CO. : BLACK HEAD MILK STOUT(コースタルブリューイング : ブラックヘッド ミルクスタウト)
ブルーの缶にブリュワリー名とペリカンのロゴマークが描かれているシンプルなもの。
ウェブを見る限り全ての製品が同じ缶を利用しており、ステッカーで製品分けをしているようです。
産地
ニューサウスウェールズ州 フォスター
Coffs Harbour(コフスハーバー)とシドニーの中間値あたり。
私の住むブリスベンからコフスハーバーまで車で約6時間ほどかかりますから、そこからさらに数時間・・・遠いですね、オーストラリアの広大さを実感させられます。
ビール種別
スタウト
アルコール度数
4.7%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
缶のプルタブを開けるとローストされた麦の香りが漂います
グラスに注ぐとその麦の香りとかすかにチョコレートのような香りを感じます
泡立ち
見た目は少し粗めでブラウンカラー、フワフワの泡が2cmほど立ち上がります
色
ブラック
テイスト
最初の一口を口に含んで鼻に抜ける香りはチョコレート、エスプレッソコーヒーのような香ばしい香り。
香りを感じた後舌全体で感じるのはミルクのような甘味と香ばしいモルトの味わい、そしてかすかな苦味がフワッと後で追って広がります。
炭酸感はミディアム、口当たりがスムーズ。
後味にはその甘味がジンワリと残ります。
おわりに
苦味が少なくミルクのような甘味が印象的なスタウト。
日本とは季節が真逆でゴールデンウィークあたりから寒くなるオーストラリア。これからの季節はスタウトのように味の濃いビールが美味しくなるはず。
今年はガンガンスタウト飲むぞ!
参考コースタルブリューイングのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)