エールなのにラガーのような味わい「キャピタルブリューイング コーストエール」ガブ飲みが止まらないビール!

オンラインショップでキャピタルブリューイングのビール全種類+限定品が安く販売されていたので買ってしまいました。

今回はエンジョイ★ビアーズ初登場となるブリュワリーのビール、キャピタルブリューイング コーストエールです。

しばらくはこのブリュワリーのビールが続くことになりそうです 笑

 

さて、このビールを調べていたらビールタイプは”カリフォルニアコモン”というビールらしい。

カリフォルニアコモンは通称”スチームビール”とも呼ばれ北カリフォルニア独自のスタイルです。

下面発酵のラガー酵母を使ったエールビールで、ラガーの持つ豊かなモルト風味とエールの華やかな香りを併せ持つビール。

今でいうならハイブリッドっていうやつでしょうか?

そういえば以前にもスチームエールっていうビールを飲んだ記憶が・・・

二つの製法をミックスした「マウンテンゴートビア オーガニック スチームエール」はフルーティでトロピカルなエール!
さてハイテールエールに続いて今回はマウンテンゴートビア オーガニック スチームエールを買ってみました。 ハイテールエールが2016年と2017年にアワードを受賞しているのと同様、こちらのスチームエール、2014年、2015年、2017年とオーストラリア国際ビールア...

 

ちょっと詳しい歴史を語ると、カリフォルニアコモンは19世紀ゴールドラッシュのサンフランシスコ近郊で発祥したビール。

冷蔵設備が発達していないこの時に気温の高いカリフォルニアでビールを作るには通常発酵温度の高いエール酵母(15〜25度)が良いのですが。

事もあろうにゴールドラッシュで中西部から西海岸にやってきた連中が持ち込んだのは発酵温度の低いラガー酵母(5度〜10度)酵母。

仕方なくラガー酵母を使ってギリギリの温度管理の末、作ったらラガーとエールのいいとこどりをした味わい豊かなビールが出来たというのが、カリフォルニアコモンの誕生らしい。

 

そして、このビールを広めたのはアメリカのアンカーブルーイングという会社。

アンカースチームという名前はアンカー社の登録商標しているため、ビアスタイルとしてはカリフォルニアコモンとなっているそう。

ラガー酵母を高温で発酵させるとすごい勢いで二酸化炭素が発生し、樽を開栓するとスチームのように泡が噴き出すところから「スチーム」ビールという名称になったそうです。

 

さてそんなスチームエール、味わいはいかに?

ビール詳細

CAPITAL BREWING CO. : COAST ALE(キャピタルブリューイング : コーストエール)

ラベルにはブリュワリー名と製品名が描かれており、Coast Aleのアイコン「ホップが胴体のサカナ」が描かれています。

ウェブサイトで見るとよくわかりますが、どこか「和」のテイストを感じます。

使用ホップ:Saaz、Hallertau、Superpride

産地

building 3/1 Dairy Rd, Fyshwick ACT 2609

ビール種別

カリフォルニアコモン

アルコール度数

4.3%

IBU

20

テイスティングノート

香り

プルタブを開けると甘いモルトの香りがかすかに漂います

グラスに注ぐとかすかに酸味を感じさせるフルーティな香りとどこかラガーのような香りも感じます。

泡立ち

真っ白できめの細やかなフワフワの泡立ち

かすかにヘイジーな淡いオレンジゴールド

テイスト

ビールを一口口に含んでから鼻に抜ける香りは爽やかな酸味を感じさせるモルトの香りでしょうか。

ビールを口に含んで舌に触った時舌触りはキメの細やかさを感じるもののちょっと舌を刺す感じ。

香りを感じた後軽めのモルティな味わいの中に酸味が広がり、その後に唾液がジワッと出る感じで味わうと軽やかな苦味を感じます。

飲み終えた後の後味はスッキリとしており、キレがあります。

おわりに

一言でいうならエールビールなのにラガーのような味わいのビール。

スッキリとした味わいで飲みやすいのでガブ飲み間違いなし!クイーンズランド州の暑い夏だと止めどもなく飲んでしまいそうだなぁ

参考キャピタルブリューイングのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)

 

たくさんのクラフトビールを紹介していくためにサポートお願いします!

Buy Me a Coffee

SOUR/GOSE/OTHERビールを飲む
記事が気に入ったらシェアしよう!