今回はバリスティックビア ザ グランドファーザー オークドエールです。
“バリスティック ビアのヘッドブリュワーであるLachyはUKで過ごした時間からインスピレーションをえて、現代的なモルトたっぷりのビールを作りたかった”とのこと。
ビールに限らず”創り手”によって創り出されるモノは、その創り手の人生経験が創り出すモノに反映されていますよね。
バリスティックビアのビールたちはこれまでにいくつも飲んできました。
最初飲んだビールはラガーで、近所にある小さなブリュワリーなんだなという印象しかありませんでした。
しかし、ここ最近のボトルショップでも同ブリュワリーのビールをよく見かけるようになり、彼らの勢いが止めどもなく増しているように感じるのは私だけではないはずです。
これからも躍進を続けていくブリスベンのローカルブリュワリー、バリスティック ビアから目が離せませんね。
前回バリスティックビアのビールを飲んだのはオークドシリーズの一つ、オークド XPAでした。
今回のザグランドファーザーオークドエールはオークドシリーズのもう一つのビールとなります。
さて、一体どんな味わいなのでしょうか、楽しみです。
ビール詳細
BALLISTIC BEER CO. : THE GRANDFATHER OAKED ALE(バリスティックビア : ザ グランドファーザー オークド エール)
ビールは”OAKED SERIES”のビールですが、ラベルデザインは通常の缶のケグ爆弾が描かれているもので製品名がステッカーで貼り付けてあるタイプ。
オークド XPAのロゴが”オーク樽爆弾”だったのに合わせてこの缶のデザインもオーク樽の方が良かったような気がしますが。
使用モルト:Marris Otter、Ale、Munich、Wheat、Light Crystal Special B
使用ホップ:Magnum
使用イースト:US-05
産地
クイーンズランド州 ブリスベン ソースベリー
ビール種別
エール
アルコール度数
7.0%
IBU
45
テイスティングノート
香り
缶のプルタブを開けるとバーボンのような香りがほのかに漂います
グラスに注ぐとバニラやシナモンのような香りも感じます
泡立ち
かすかにブラウンがかったフワフワでクリーミーな泡が1cmほど立ち上がります
色
透き通ったダークコッパーカラー
テイスト
まず一口ビールを口に含んで鼻に抜ける香りはオーク樽で熟成された香りが強く、それにバニラを重ねたかのような香りです。
そして香りの後に広がる味わいはオーク樽で熟成された風味とトフィーのような甘味、そしてホップの苦味が折り重なって口の中に広がります。
後味はモルトの甘味、そしてオーク樽の風味がずっと続きます。
カーボネーションはかなり弱めで口当たりまろやかですが、フルボディに近いアルコール感のある飲み口です。
アルコール度数も高いのでじっくりと時間をかけて飲んでいると甘味が増したかのように味が変化します。
おわりに
じっくりと時間をかけて温度による味わいの変化を楽しみたいビールです。
これから冬に向かうオーストラリアでは暖をとりながら飲むには最適かもしれません。
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