2022年12月31日から2023年1月10日までの11日間、家族でNSW州シドニーへロードトリップをしてきました。
そして1月6日にブルーマウンテン近くのKatoomba(カトゥーンバ)という街に宿泊したのですが、そこでたまたまMountain Culture Beer Co.(マウンテン カルチャー ビア)というブリュワリーがあることを次男が発見!
よくやった、次男!
もうこれは何かの縁じゃないかと思ったので行ってみることにしました。
実はこのマウンテン カルチャー ビア、私のよく行くボトルショップたまに大量に買い込んでいくお客さんを見かけた事があります。
今回のロードトリップ初めてのブリュワリー、Mountain Culture Beer Co.‼️
いつも行くボトルショップで大量に買い込む人を見た事あるけどなかなか手を出せなかったビールたち。
パドルで数種類飲んでみてわかりました、買い込む理由が。
ブリュワリーの雰囲気も素敵です。
ぜひ❗️ pic.twitter.com/LXPxWaNPU3
— Garboの人@Australia🇦🇺 (@KoseiOtsu) January 6, 2023
ということでTwitterでもツイートしていましたが、ブログの方でしっかり紹介していきたいと思います。
Mountain Culture Beer Co.
現在Mountain Culture Beer Co.(マウンテン カルチャー ビア)のある建物は1912年ブルーマウンテンのある街Katoomba(カトゥーンバ)に建てられたとのこと。
長年地元紙であるThe Echoという看板があり、その後ダンシングサロン兼遅くまで飲んだ酔っ払いのための家として利用されていたらしいです。
その後同ブリュワリーが入居する前はオーストラリアではお馴染みであったレンタルビデオ店Civic Videoストアがテナントとして使用していました。
建築されてから1世紀あまりテナントが何度か入れ替わりましたが、2017年DJとHarriet McCreadyの二人がこの老朽化した建物をブルーマウンテンで最初のブリューパブとして生まれ変わらせることに着手。
しかし老朽化が激しく、建物の改装は18ヶ月にも及んだそうです。
隣にNSW州Fire Station(消防局)がありますが、その建物と比べると色合いなどもあってかモダンさを感じさせる佇まいになっています。
別のテナントが入っていた時の写真を見ましたが、「MCBC」の看板があるところにそれまで入居していたThe Echo、Civic Videoの看板が上がっていました。
建物は全てクリーム色のペイントが施されています。
道路沿いの正面玄関にあたるドアは使用されていないようで、訪れる人たちは道路から入った駐車場の向にある建物横のドアからブリュワリー内に入ってきます。
ブリュワリー内
ドアを推し開けブリュワリー内に入ると向かって左側に醸造タンクが所狭しと並べてあります。
このような醸造機器が並んでいるのを見ながらそこで作られたクラフトビールを飲むのも雰囲気があって良いと思います。
ブリュワリー内入って右手奥にはオープンキッチンが設置されたおり、さらにその奥にDine inで食事できるスペースが広くとってあります。
オーダーした食事はこのオープンキッチンのカウンターで受け取ります。
ブリュワリー入口正面少し左手には二つの冷蔵庫があり、テイクアウト用の缶ビールがたくさん並んでいました。
常時ラインナップされているビールに加え、一度醸造して缶に詰めたら次はいつ醸造するか分からないワンオフのリミテッドリリースのビールたちばかり。
もちろんブリュワリー内にはTシャツなどのマーチャンダイズもあり、その場で購入することができます。
醸造タンク横を通り抜けて屋根付きの屋外へ出るとハイチェアとテーブルが設置されています。
訪れた日は生憎の雨模様でしたが、天気が良い時にはそこからブルーマウンテンの尾根を眺めながらビールを飲めるよとカウンターのスタッフさんが教えてくれました。
そして私が立って写真を撮っている右手の壁にはアイキャッチ画像として使用している猫がパイントグラスを持っている壁画が描かれています。
また屋外席の目の前にはセスナ機のボディがコンテナの上に無造作に置かれています。
ボディ横にはMountain Culture Airの文字が。
Beer Tastingと食事
私たちが訪れたのはちょうどお昼時。
子供たちもお腹が空いていたのでテイスティングついでに食事も一緒にすることにしました。
タップから飲めるビールと食事のメニューはブリュワリー内に入ってすぐ目に着くところに掲げてあります。
クラフトブリュワリーなのでビールの種類は15種類ほどタップで飲めるようになっています。
また、ワインが3種類、グルテンフリーのビール、ノンアルコールビール、ソフトドリンクも用意されています。
ただ、食事メニューとしてはバーガーを中心に10種類で軽食といった程度。
ガッツリ食事を摂りたいと考えるならここで一杯飲んで別のところで食事をするということになるでしょう。
今回私がオーダーしたのはBrewesというバーガー($19)。
ビーフパテは既製品ではないようでフワッとしているけど味もしっかりあり、レタスやトマトもちゃんと入っています。
そして何より美味しかったのがソース!
写真では見えませんがもう一つのバーガーOG($19)をオーダーした子供たちもこっちが美味しいって言ってました。
そして、そして、今回テイスティングしたパドル($21)はこの4種類!
左からStatus Quo Pale Ale、Uncle Dad Double NEIPA、Back To Cali West Coast IPA、Morning Brown Brown Ale。
私がよくHazy系のビールを好んで飲むと話したところ、「1番目のペールは外せないね、2番目は甘いのがいい?ドライのがいい?(少し甘いのをチョイス)、3番目はWest Coast IPAと飲み比べてみて、そして4番目はブラウン系もね」とブリュワリーマネージャーのEthanさんがお薦めしてくれました。
当日ビアカウンターでお仕事されていたブリュワリーマネージャーのEthanさん(写真向かって左)とスタッフのKarlさん(右)のお二人。
とても気さくな二人で、写真を撮らせてほしいとお願いしたところ快く笑顔で撮影させていただきました。
また、私がビールブログを書いていることを話したところ、ぜひうちのブリュワリーも紹介してくださいとのことでした 笑
(もちろん紹介させていただきますとも!)
アクセス
23-25 Parke St, Katoomba NSW 2780
シドニーよりA32号線で車を走らせること約2時間、ブルーマウンテンのあるカトゥーンバ駅を目指します。
カトゥーンバ駅が見えたらすぐ次の信号を左折、線路を越える小さな橋を渡りラウンドアバウトをまっすぐ進みます。
ラウンドアバウトから10mほどですぐ右手に見えるのがレンガ造りのFire Staition(消防署)ですが、ブリュワリーはそのすぐ左隣の白い建物なので注意して進んでください。
Googleマップを見て位置は合ってるのにブリュワリー名がないなぁと思っていたら、実は「MCBC」が目印でした。
またカトゥーンバ駅からも徒歩5分ほどと公共の交通機関を利用してもかなり立地は良いと思います。
Takeaway:毎日11am-6pm
Dine in:木曜-土曜11am-9pm、日曜11am-8pm
おわりに
歴史のある建物を改装したブリュワリーで、ブルーマウンテンに行ったらぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
また、ビールももちろん美味しいのでクラフトビールに興味がある方はボトルショップで見かけたらぜひお試しください。