歴史を紐解くとオーストラリアがイギリスの移民から始まったように、オーストラリアでのビールの製法もその流れを組みイギリスで主流だった上面発酵より始まりました。
1900年代に入ると次第にラガーブームが訪れ、トゥーイーズも1931年にラガービールであるTOOHEYS NEW(トゥーイーズ ニュー)を製造販売します。
それまでトゥーイーズでも上面発酵のビール「トゥーイーズ オールド ダークエール」がありました。
このビールは下面発酵のラガータイプのビールなので「NEW(ニュー)」の名前がつけられました。
トゥーイーズニューはスポーツイベントや番組のスポンサーになっているのかよく見かけますし、オーストラリア国内での認知度も高いようです。
ビール詳細
TOOHEYS : NEW(トゥーイーズ : ニュー)
ラベルに描かれているヘラジカ(?)と「TOOHEYS BROTHERS」は「トゥーイーズ オールド」と同じですね。
その下にしっかりと「NEW」と書かれています。
ボトルは「トゥーイーズ オールド」と同じく375mlのものでショルダー部分には「ジョン」と「ジェームス」のサインが刻印。
産地
ニューサウスウェールズ州 シドニー郊外リッドカム
ビール種別
ラガー
アルコール度数
4.6% フルストレングス
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
爽やかなホップの香り、グラスに注ぐと泡立ちもよく時間を置いてもそれほど消えません
色
深みのあるゴールデンカラー
テイスト
一口飲んだ瞬間、これは飲みやすい!と感じるビールです。
苦味もほどほどに抑えられているがちゃんとホップの味わいもあり、フルフレーバーと書かれているように味もしっかりしており、後味にほのかに甘みも残るのですがさっぱりしています!
おわりに
とにかくバランスが良く飲みやすい、グビグビいけちゃいます。
ビールの種類はラガーなんですが、日本のラガービールとは全く違います。
日本のラガービールが繊細に醸造されているとするならばトゥーイーズニューは麦芽、ホップそのままの味を生かしたワイルドに醸造されたビールではないでしょうか。
参考トゥーイーズオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)