オーストラリアに来た当初、「とりあえずビール」でよく飲んでいたのがこのビクトリアビター。
通称「VB(ヴィービー)」と呼ばれています。
ビクトリアビターの歴史は古く1854年代、Thomas Aitken(トーマス エイトキン)によってビクトリア州で最初の醸造所Victoria Brewery(ビクトリア ブルワリー)で開発されました。
現在はオーストラリア最大のビール醸造所カールトンアンドユナイテッドブリュワーズで醸造されています。
現在も当時と変わらないレシピを受け継いで醸造されており、オーストラリアでの出荷量は断トツで圧倒的な売り上げを誇っているビールです。
ビール詳細
Victoria Bitter(ビクトリア ビター、通称ヴィービー)
「ビクトリア ビター(Victoria Bitter)」略して「ヴィービー(もしくはブイビー)(VB)」な訳ですが、ロゴマークもそのまんまです。ラベルには何一つの絵柄も無くロゴマークがデカデカと真ん中に配置されているだけです。
スタビーはネックの部分がなくずん胴な瓶のデザインで、王冠を反時計回りにひねるとプシュッと言うと共に開栓できたことを確認できます。
販売されているビール瓶サイズは、一般的な375mlスタビー、ロングネックと言われる大瓶、そして缶があります。
産地
ビクトリア州、メルボルン
ビール種別
ラガー
アルコール度数
4.9%、フルストレングス
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
開栓して立ち上がる薄白い気体に鼻を近づけると、ほのかに麦芽の香りがします。泡が立つようにグラスに注ぎましたが、3分も経たないうちにほとんどなくなってしまいました。
色
淡いアンバー(琥珀)色です。
テイスト
ラガービールを飲み慣れているからでしょうか、第一印象はクセもなく飲みやすいなという感じです。名前にビターとついているようにホップの苦味は効いていますがが、そこまで際立ったものではありません。若干後味で苦味が残りますがすぐに消えます。
おわりに
オーストラリアにいるならば必ず目にするであろうビール。味的にいえばオーストラリアで飲むビールとしては一般的です。今回は色を確認するためにグラスに注ぎましたが、普段はスタビーに直接口をつけてゴクゴク喉を鳴らして飲みたいビールです。苦味もそれほどなく後味にもそれほど残らないのでガブガブといくらでも飲んでしまいそうです。
参考ビクトリア ビターオフィシャルサイトはこちら(英語のみ・外部サイトになります)