オーストラリアは今や押しも押されぬクラフトビールの波がどんどん押し寄せており、ボトルショップに行くと今までにみたことのないビールに出会えます。
今回はラベルに「KOLSCH」とあったのでどんなビールだろうと思いフォーパインズ ケルシュを買ってみました。
そして、「ケルシュ」とはどんなビールなのかウェブで調べてみると、ウィキペディアでは以下のように説明されていました。
ケルシュとは、ドイツのケルン地方で伝統的に醸造されているビールのスタイルでアルコール度数は5%前後とされている。ケルン地方でビールが醸造されはじめたのは873年と言われているが、現在のケルシュの歴史は100年ほどであり、ビールのスタイルとして正式に認められたのは1985年になってからである。
ケルシュは上面発酵用の酵母を下面発酵に近い低音で醸造されるのが特徴。ピルスナー麦芽が使われるが、他の麦の麦芽が加えられることもある。ホップの味は強め。ケルンで醸造されたもののみが「ケルシュ」を名乗ることを許されている。ケルン以外で醸造されたものは「ケルシュ風」スタイルとなる。
んっ、「ケルシュ」とはケルンで醸造されたもののみが名乗ることができるという事なので、このビールの場合は「ケルシュ風」ということになりますね。
確かにウェブには「German Style Golden Ale(ジャーマンスタイルゴールデンエール)」とありました。
ビール詳細
4 PINES BREWING : KOLSCH(フォーパインズブリューイング : ケルシュ)
今回もフォーパインズ ペールエールと同じく500mlボトルを買ってみました。
ラベルもペールエールと同じで製品名に「KOLSCH」と入ってカラーが違うだけです。
産地
ニューサウスウェールズ州 ブルックヴェール
ビール種別
ゴールデンエール
アルコール度数
4.6%
IBU
22
テイスティングノート
香り
グラスに鼻を近づけるとホップの爽やかな香りが広がります
泡立ち
泡立ちもよくふわふわです
色
澄んだゴールドカラー
テイスト
口に含んで鼻腔に微かなモルトの香りが抜けます
飲み進めると程よい炭酸が舌を駆け抜けホップの苦味が舌の上に広がります
後味に苦味が心地よく残りモルトの甘味も感じることができスッキリとしています
おわりに
味わいは上面発酵ビールの味わい深いビールそのもの。
飲み口がラガータイプのような感じでガブガブと飲み干してしまうほどウマいビールです。
味わって飲むのも良し、ガブ飲みしても良し、そんなビールです。
参考フォーパインズブリューイングオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)