メルボルンシティからほどちかい北部のThornbury(ソーンベリー)
ここで2003年に設立された3 Raves Breeweryはオーストラリアのクラフトビールの先駆的ビール会社の一つでもあります。
スリーレイヴェンスのビールたちは、
- 最高級の天然素材のみを使用
- 大量生産より品質を重視
- 伝統的製法できびしい基準をクリアするよう醸造
そんなクラフトマンシップあふれる製品なのです。
今回はそんなスリーレイヴェンス ジューシーNEIPAをかってみました。
初めてきいた「NEIPA」
どんなビールなのか調べてみたら「NEIPA=New England India Pale Ale」という意味。
アメリカ合衆国の北東部
- メイン州、
- ニューハンプシャー州、
- バーモント州、
- マサチューセッツ州、
- ロードアイランド州、
- コネチカット州
これら6州を合わせたニューイングランド地方より広がったIPAとのことでした。
ビールスタイルとしては、大量に使用するフレッシュなホップのかおりとソフトな口当たりを重視し苦味はおさえ気味のビールだそうです。
ビール詳細
3 RAVENS : JUICY IPA(スリーレイヴェンス : ジューシー アイピーエー)
ラベルはシルバーの缶にオレンジ基調でデザイン。
オレンジの切り口とフルーティさを強調するような「Juicy IPA」の製品名が入ったシンプルなもの。
ロゴマークの「3」の間に鳥のマークがあるなと思い「Ravens」を調べてみたら「カラス」でした。
う〜ん、「3羽のカラス」、日本語に訳してしまうとなんだか締まりのない感じですね 笑
英語で言われるとなんだかカッコ良く聞こえるのは私だけでしょうか。
産地
ビクトリア州 ソーンベリー
ビール種別
(ニューイングランド)IPA
アルコール度数
6.0%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
マンゴーのような少し甘い香りとシトラスのような香り
泡立ち
少しボワボワですが泡立ちもそこそこ。
色
微かに濁りのあるイエローゴールド
テイスト
一口目ビールを口に含んで鼻に抜ける香りはどことなくグラッシーな香り。
まず舌で感じるのはその酸味、そしてその後を追うようにしてホップの苦味が広がります。
後味には微かながらアルコール臭さを感じさせるものの、その苦味と複雑に絡み合った甘みさえも感じます。
おわりに
IPAはIPAでもNEIPA、オーツも使っているせいか酸味も目立ちます。
まさにオレンジジュース!斬新な味わいのビールでした。
IPAと名前がついていますが、これまでに飲んだIPAとは全く違う味わい。
これだけジューシーだとガブ飲みしてしまいそうですがアルコール度数もそれなりにあるのでちょっと注意です。
参考スリーレイヴェンスのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)