オーストラリアの南オーストラリア州で有名なブリュワリーと言えばクーパーズ。
クーパーズの規模はオーストラリアで3番目ですが実は世界のどの大手ビールグループにも属していません。
今でも一族経営で独自の醸造法により美味しいビールを作り続けています。
そんなブリュワリーがある南オーストラリア州もクラフトビールの波が押し寄せ、今では数え切れないほどのマイクロブリュワリーが存在します。
マイクロブリュワリーがガンガン立ち上がっている状況で大手ブリュワリーもうかうかしてられませんよね。
Prancing Pony BreweryもホームブリュワーだったFrankと彼の妻Corinnaによって2012年12月に設立されました。
今回はそんなプランシングポニー ザ ツェッペリン オールホップ ニューイングランドIPAを飲んでみます。
ビール詳細
PRANCING PONY BREWERY : THE ZEPPELIN ALL HOP NEIPA(プランシングポニー ブリュワリー : ザ ツェッペリン オールホップ ニューイングランド アイピーエー)
レッド・ツェッペリンを思わせるかのような気球船が描かれた絵柄。
そして髭を生やした青年が赤い帽子をかぶり、チェロを持って立っている絵柄が印象的なラベルデザインです。
おそらくですが、この「髭」は設立者のFrankにちなんだものなのかなと。
産地
サウスオーストラリア州 アデレードヒルズand トットネス
ビール種別
ニューイングランドIPA
アルコール度数
6.6%
IBU
56
テイスティングノート
香り
ピーチ、パッションフルーツのようなフルーティな香りが漂います
泡立ち
フワフワの泡立ちでキメも細やか
色
濁りのあるイエローゴールド
テイスト
ビールを口に含んでからの香りは栓を抜いた後の香りとは違ってホップのグラッシーな香りがふわっと広がります。
そして口中にジワっと広がるがNEIPAらしい控えめで爽やかなホップの苦味が美味い。
口当たりもソフトで後味もそのホップの風味は残り続けます。
おわりに
いや〜、とにかく香りがフルーティ。
ホップの旨味がギュッと凝縮され、グラスを口にするたびにそのフルーティな香りが飲む気をそそります。
尖がった苦味のIPAが苦手な方でもこのフルーティな香りがあれば大丈夫かも。
参考プランシングポニーブリュワリーのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)