今回も当ブログ「エンジョイ★ビアーズ」初登場ブリュワリーのビール、ビルソンズ1865 スモールバッチ ペールエールです。
ビルソンズ、新しいブリュワリーかと思いきや1865年にビクトリア州北東部のビーチウォースで設立されています。
今でもオーストラリアで最も古い飲料メーカーの一つとして知られているそうです(私は知りませんでしたが・・・)
歴史的に見るとビルソンズブリュワリーではエールとポーター、そしてコーディアル、ミネラルウォーター、ソフトドリンクなどを作ってきました。
*コーディアルとは果実やハーブなどからつくる甘い飲料で、水や炭酸水で割って飲みます。
実際建物も古く1872−3年にかけてレンガで作られた建物で現在もそこで醸造が行われています。
2017年後半、歴史的建造物でもある同ブリュワリーは建物の修復を始めた新しいオーナーに引き継がれたそうです。
ビール詳細
BILLSON’S★1865 : SMALL BATCH PALE ALE(ビルソンズ : スモールバッチ ペールエール)
缶ビールでよく見かけるのは容量375mlで寸胴なタイプの缶ですよね。
でも、このブリュワリーの缶は容量355mlでスリムなタイプのもの、初めて見ました。
産地
29 Last St, Beechworth VIC 3747
ビール種別
ペールエール
アルコール度数
5.2%
IBU
1.
テイスティングノート
香り
栓を開けるとピーチのようなフルーティな香り、そして抹茶のような香りを感じました
グラスに注ぐと栓を開けた時と同じように抹茶のような草っぽい香りを感じます
泡立ち
少し粗めですが泡立ちはよく、フワフワの泡が1cmほど立ち上がります
色
かすかにヘイジーなオレンジコッパーカラー
テイスト
ビールを口に含んでから鼻に抜ける香りはホップの青々しい香りでしょうか
グラスの底から炭酸が浮き上がってくるからかちょっとしたを刺すような炭酸感。
少量のビールを舌の上全体に行き渡らせるとホップの苦味がジンワリと広がります。
が、どうしても気になるのがホップのエグ味のような味わいをかすかに感じることです。
後味にもそのホップの苦味が残ります。
おわりに
ホッピーなビールなのですがホップのエグ味がちょっと残念でした。
それにしても毎回グラスに口をつけるとき感じる抹茶のような香りはなんなんでしょうか。
参考ビルソンズのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)