今回はエンジョイ★ビアーズ初登場となるブリュワリーのビール、デイントン ブリュワリー フィーリン ピーチィ ミルクシェイク インディアペールエールです(カタカナで書くと長い!)
2011年、共同設立者の一人であるDan Daintonはアマチュア賞のジャーマンスタイルピルスでオーストラリアピルスナーのチャンピオンに輝きます。
同年彼はメルボルン市内のラッセルストリートにあるポートランドホテルのジェームススクワイアでプロのブリュワーとして働き始めました。
そこで働いている間彼はいくつかのビールを醸造するのですが、そのうちAIBA(Australian International Beer Awards)で2つの銀賞を獲得することになるのです。
そんなジェームススクワイアのレジェンドともいえる彼が作るビールは当時みんなからホッピーすぎると思われていました。
しかし、このことを機にもっとホッピーなビールを作ろうと心に決め、もっと自分自身がやることを考え始めたのです。
その後からデイントンブリュワリーを立ち上げたとしてもまだ10年に満たない新しいブリュワリーですよね。
アマチュアでチャンピオンに輝き、ジェームススクワイアでレジェンドと呼ばれるほどの彼が作り上げるビール、期待が持てます!
ビール詳細
DAINTON BREWERY : FEELIN’ PEACHY MILKSHAKE IPA(デイントンブリュワリー : フィーリン ピーチィ ミルク シェイク インディアペールエール)
特に目を引くデザインではありませんが、Deintonの「D」の真ん中に稲妻が走っているようなロゴマーク。
でも自分の名前のイニシャルが入ったロゴマークって本人にとってはとても愛着のあるものなのでしょうね。
産地
ビクトリア州 カラムダウンズ
うーん、メルボルンには一度しか行ったことなく、それもCBDエリアだけなので全くどのような場所なのかわかりません。
ビール種別
ニューイングランドIPA
アルコール度数
6.3%
IBU
12
テイスティングノート
香り
缶のプルタブを開けるとピーチの香りが強く立ちこめます
グラスに注ぐと缶を開けた時と同様にピーチのフルーティな香りを強く感じます
泡立ち
真っ白で腰のありそうなフワフワの泡がグラスのふちまで立ち上がります
色
かなりヘイジーなイエローゴールドカラー
テイスト
最初の一口を口に含んでから鼻に抜ける香りはピーチの甘い香り
香りを感じた後にはまずホップのまろやかな苦味がホンワリと、その後にピーチの甘味が広がります。
炭酸感のかなり弱く口当たりソフト飲みやすいです。
後味はピーチの甘味とホップの苦味が折り重なった味わいが残ります。
おわりに
NEIPAという割にはホップの特徴的な味わいは少なくて、これはピーチ味ベースのカクテルかと思わせるかのようにピーチの味わい一色のビール。
フルーツ味のビールはこれまでにもいくつか飲んできましたが、このビールもフルーツビールの仲間にした方が良い味わいですね。
参考デイントンブリュワリーのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)
>>>「デイントン フィーリン ピーチィ」に似たビール