香りがフルーティでジューシーな味わい「フェラルブリューイング ビギージュース」ホップの新鮮さが伝わるNEIPA!

前回【悲報】と題して書いた通りブリッジロードのマジカルイースターユニコーンというスタビーをコンクリート床に落として割ってしまい落ち込んでいます。

今回は気を取り直して缶のビールを飲んでみたいと思います、フェラルブリューイング ビギージュースです。

 

私はオーストラリアの東海岸に住んでおり、西海岸ってどんなところなんだろうと想像を膨らましてばかりです。

ただ一つ言えることはビールは美味しいだろうってこと。

Little Creaturesをはじめとするクラフトビールの会社がたくさんあり、美味いビールを作り続けています。

もちろん、今回紹介するFeral Brewingもその一つです。

 

このビールは”BREWPUB”というレンジで季節限定ビールでしたが、缶ビールとして一年を通してリリースされているようです。

FERAL BREWING CO. : BIGGIE JUICE(フェラル ブリューイング : ビギー ジュース)

王冠を被った片目で傷だらけのブタが描かれたラベルデザイン。

いやはや、このブリュワリーのラベルにはいつも目が止まってしまいます。

そして、そんなラベルを見てジャケ買いしてもハズレはないビールたちばかりです。

産地

西オーストラリア州 バスカーヴィル

ビール種別

ニューイングランドIPA

アルコール度数

6.0%

IBU

40

テイスティングノート

香り

缶のプルタブを開けるとグレープフルーツのような爽やかな香りを感じます。

グラスに注ぐとプルタブを開けた時のようなフルーティな香りはほとんど感じません。

泡立ち

真っ白でちょっと粗めの泡がグラスのふちまで立ち上がりますがほどなくして消えます

かなりヘイジー(濁った)オレンジカラー

テイスト

最初の一口目を口に含んでから鼻に抜ける香りはパインニードルのような松の香りを感じます。

香りを感じた後口の中に広がるのはまず苦味の強いグレープフルーツのような味わいとかすかな甘み。

そしてビールが喉元を過ぎようかという頃にジワっとホップの苦味がフルーティな味わいを覆い隠すかのように広がります。

微炭酸で口当たりスムーズ、飲み口は軽やかです。

後味にはそのホップの苦味の余韻が残ります。

おわりに

ホップの新鮮さが味わえるNEIPAで、グラスに注いだ時のこの激しい濁りが特徴的ですね。

香りも新鮮でフルーティ、でも見た目と違ってしつこくなく甘味もあってにがさ控えめ。

ホップの旨味を存分に味わうにはやっぱりNEIPAかな。

参考フェラルブリューイングのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)

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注目の1位は KAIJU BEER : AFTERMATH

2012年、Golden Axeというサイダーの製品化から始めたKaiju Beer。

その後アメリカンスタイルのホッピーなビールを見つけ出すことができずに自分たちで作った最初のビールがこのAftermath。

当時オーストラリアで作られていたクラフトビールの中でも驚くほどIBU値とアルコール度数の高いビールでした。

2位は HOP NATION : JEDI JUICE

2015年最初のIPAをリリースしたホップネーション。

メルボルンがベースからなのか、彼らのリリースするビールたちはラベルのデザインもさることながら、味わいにも一切の妥協なし。

そんな彼らのビールの中核をなす一本がこのNEIPA。

3位は PIRATE LIFE : MOSAIC IPA

ワインの名産地としても知られる南オーストラリア州で2014年に創業したPirate Life Brewing。

クラフトビール業界では後発ながらも急成長した同ブリュワリーのMosaicホップのみを使用したシングルホップIPA。

このIPAを飲むことであなたもMosaicホップの真の味わいを知ることになるはず。

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