「エミュー エクスポート」終始麦の味わいに支配されていてモルティさを感じるビール。

シドニーから持ち帰ったビールシリーズ。

今回はクラフトビールではなく大手ビール会社のビール、エミュー エクスポートです。

このビールもTwitterで仲良くさせていただいている方より西オーストラリア州のお土産としていただいたビールのうちの一本です。

ちなみに私はブリスベンでは見たことがありません。

ビール詳細

EMU EXPORT(エミュー エクスポート)

同ブランドのロゴ、そしてオーストラリアの国鳥でもあるエミューが缶正面に描かれていますね。

同ブリュワリーについて少し説明を。

もともとは1908年にエミュー ブリュワリー(Emu Brewery)によって醸造されていたのですが、1927年にそのブリュワリーはスワン ブリュワリー(Swan Brewery)に売却されます。

その後エミューブランドは1978年までパースの別のブリュワリーで生産され続け、その後パース南部キャニングヴェールにある共同ブリュワリーに移転。

さらに2014年、ライオン ネイサングループ傘下でエミューとスワンのスワンの両方ブランドの生産はアデレードにある同グループのウエストエンドブリュワリー(West End Brewery)に移されます。

そして2020年、ウエストエンドブリュワリーの閉鎖とともにブリスベン・ミルトンのキャッスルメインパーキンス、シドニーのトゥーイーズブリュワリーにてエミューとスワンの両ブランドが醸造されることが発表されています。

ブリュワリー所在地

2020年10月West End Breweryが閉鎖された後、ブリスベンのCastlemaine ParkinsとシドニーのTooheys Breweryでエミューブランドのビールは製造されています。

Castlemaine Parkins:185 Milton Rd, Milton QLD 4064

Tooheys Brewery:29 Nyrang St, Lidcombe NSW 2141

ビール種別

ラガー

アルコール度数

375ml、4.2%、1.2スタンダードドリンクス

IBU

製造日

パッケージ日:2022年6月8日

Best Before:2023年6月8日

飲んだ日:2023年3月10日

テイスティングノート

香り

これといってフルーティさなどはなく麦の香りがかすかに漂うくらい。

泡立ち

グラスの淵まで真っ白でフワフワの泡が立ち上がりました。

クリアーなオレンジゴールド。

テイスト

麦の芳醇な味わいが広がります。

ただホップの苦味はほとんど感じることなく、飲み始めから飲み終わりまで麦の味で支配されているかのようです。

後味はモルトの味わいが残るのかと思いきや、もうほとんど何も感じないくらいにスッキリとしています。

泡に全てが変わってしまったのかビールを口に含んでもバブル感がほとんどありませんでした。

そのため、スッキリとしていてキレがあるかといえばそうも感じないというのが本音。

ミディアムライトなボディ。

おわりに

麦の味わいばかりでもう少しホップの苦味が欲しいかなーと思ってしまうビールでした。

ビールを飲みながらエミューブランドについて調べていましたが、なんとXXXXを醸造しているキャッスルメインパーキンスで作っていたとは驚きでした。

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