このブログを始めた頃に注目していたブリュワリーホーカーズ ビア。
今回はそのホーカーズ ビアのリミテッドリリースビール、セイント ヒルデガルト コールド IPAです。
このコールドIPAというビールスタイル、実は当ブログでも1本だけ紹介しています。
ということで、コールドIPAについて少し調べてみました。
一般的なIPA(インディア ペール エール)はその名の通りエール酵母を使用していますが、はコールドIPAはラガー酵母を使用することによりホップのアロマとフレーバーを強調しドライな仕上がりに仕立てたビールです。
そう、エール酵母ではなくラガー酵母を使っている点が大きな特徴です。
そして、「コールドIPA」という名前の由来も一般的なIPAを造るエール酵母よりも低い温度で発酵するラガー酵母を使ってIPAのようなビールを造ったためそう名付けられたと言われているそうです。
また、ラガー酵母を使ってエールビールを造る時のように高温で発酵させるカリフォルニアコモン(スチームエール)というビールとも共通点があります。
ふむふむ…ということはIPAじゃない?
なんかいろいろこんがらがってきましたが、とにかくどんな味わいなのか飲んでみましょう。
ビール詳細
HAWKERS BEER : SAINT HILDEGARD COLD IPA(ホーカーズ ビア:セイント ヒルデガルト コールド IPA)
ラベル
440ml缶にステッカーを貼り付けたタイプのもので、正面にホップの絵柄が描かれています。
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ビールスタイル
コールドIPA
アルコール度数
440ml、7.0%、2.4スタンダードドリンクス
IBU
–
ブリュワリー
Hawkers Beer
167 Henty St, Reservoir VIC 3073
製造日
パッケージ日:表記なし
Best Before:2023年9月8日
飲んだ日:2023年7月28日
テイスティングノート
香り
レモン、ライムのような柑橘の香り、樹脂の香り、白ワインのような香りも。
泡立ち
ほとんど泡立ちませんでした。
色
ほんのわずかに濁りのあるイエローゴールド。
テイスト
樹脂のような香りとドライな白ワインのような香り、そして松脂の香りが強く漂います。
その後わずかながらのアルコール臭とともにホップの強く刺々しい苦味が広がり、そんな中にもフルーティさが
モルトの甘さはあまり感じることはなく、ホップのアロマとフレーバーが強調されているかのような味わい。
後味にはその強烈なホップの苦味が残りますが、最後はラガーのようなキレがあってスッキリ感のある感じ。
ミディアムな炭酸感ながらも舌触りは滑らかでクリーンでドライな飲み口。ミディアムフルなボディ。
おわりに
とにかく純粋にホップのアロマとフレーバーを最大限に引き出し、それを楽しむことを目的に造られたかのようなビール。
ホップのアロマとフレーバーがクリーンでドライな味わいの中で際立っていました。
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