前回のヘイジーペールエールに続き、今回はヘリオス ブリューイング ディオニュサス ニューイングランドIIPAです。
ギリシャ神話に登場このDIONYUSUS(ディオニュサス)という神は豊穣とブドウ酒と酩酊を司るそう。
豊穣とブドウ酒はここで置いておいて、ビールでも浴びるように飲んでいたら酩酊しますよね。
しかも、7.5%もあるハイアルコールのビールだったら尚更。。。
ヘイジーペールエールの出来が良かったのでこちらも期待大。
ビール詳細
HERIOS BREWING COMPANY : DIONYSUS NEIIPA(ヘリオス ブリューイング カンパニー : ディオニュサス ニューイングランド ダブルIPA)
ヘイジーペールエールと同様の左手にビアグラスを掲げ、右手で4頭の馬を操りながら馬車(戦車)に乗っている太陽神をイメージしたラベルデザイン。
違いはバックグラウンドがオレンジっぽいカラーというだけ。
ちなみにこのビールは2019年のRoyal Queensland Food & Wine Showで金賞を受賞しているとのこと。
ブリュワリー所在地
クイーンズランド州 ブリスベン ヤロンガピリー
ビール種別
インペリアルNEIPA
アルコール度数
7.5% 2.2スタンダードドリンクス
IBU
49
テイスティングノート
香り
まず缶のプルタブを開けると柑橘類、ピーチのような香り、そして松脂のような香りも感じます。
そしてビールをグラスに注ぐと松脂のような香り、そしてトフィーのような甘い香りも感じます。
さらにビールを口に含んで鼻腔に抜け渡る香りはトフィーのような甘い香りに加え少しアルコール臭も感じます。
泡立ち
トフィーがかった色あいでキメの細やかな泡が2cmほど立ち上がります。
色
濁りのあるロジン(松脂)のような色
テイスト
最初にビールを口に含んだ印象はNEIPAにしてはフルーティさに欠け、どっちかというとインペリアルIPAっぽい苦味のきいた味わいだということ。
そのホップの苦味に負けないようにモルトの味わいもしっかりしていて甘味も十分。
ただ、アルコール度数が7.5%にしてはアルコール臭がちょっとキツめかなと。
ただ、少しずつ口に含んでゆっくりと味わうとフルーティさも感じることができる。
カーボネーションはミディアムより少し低め、泡立ちから口当たりがソフトなのがわかる。
おわりに
初めて聞くビールタイプ、インペリアルNEIPA。もっとフルーティな味わいなのかと期待したら苦味のきいたインペリアルIPA寄りのビールでした。
もちろんNEIPAのフルーティさも感じるんだけど、ヘイジーペールエールの出来が良かった分期待しすぎてちょっと残念だった・・・
>>>「ヘリオス ヘイジー ディオニュサス NEIIPA」に似たビール