食糧を確保するためにオーストラリア人兵にあたえられた土地であるYandaとその周辺の集落。
彼らはまったく何もないところからはじめました。
イェンダをオーストラリアでもっとも大きな食糧の供給地であるリベリナにかえた、ぜったいにやり遂げるという不屈の精神と情熱。
そんな開拓者精神だったのです。
イタリア人も入ってきていくつかのブドウを栽培し、たくさんのワインが作られはじめました。
しかし、1日のおわりにリフレッシュさせてくれる冷たいビールを飲むことはできませんでした。
そのため地元のある家族が3年をかけてブリュワリーを設立。
オオムギを育てるのにおおよそ3ヶ月かかるのに、ビル会社の名前を考えるのたったの3秒。
それがYenda Beer。
Yenda Beerは地元のオオムギと雪山からの水を使い、地元の人たちと醸造家によって作られます。
今回はそんなイェンダ クリスプラガーを買ってみました。
ビール詳細
YENDA : CRISP LAGER( イェンダ : クリスプ ラガー)
ラベルはあまりにもそっけないものですね。
グリーンの部分に会社名と製品名のみ。
そに下にモルトの度合いとホップの度合いが色づけされている表示。
このラガーはモルティ度合いが一つ半、ホップの度合いが二つ半です。
産地
ニューサウスウェールズ州 イェンダ
ビール種別
ラガー
アルコール度数
4.2%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
栓をぬくとかすかにモルトの香りがかすかにただよいます
泡立ち
フワフワでコシのある泡立ちです
色
少しだけにごりのあるイエローゴールドカラー
テイスト
ビールを口にふくんでからフーッと鼻から息をぬくとモルトの香りが心地よく広がります。
炭酸のバブル感もきめ細やかで口あたりも軽いですね。
ホップの苦みはそこまで強くありません。
後味にモルトの甘さが少しだけ残ります。
おわりに
ラガービールとしてはコクのあるビールです。
ドライでキレのあるビールが飲みたい人にはちょっと期待はずれかもしれません。
しかし、味わってもよしガブ飲みしてもよしの両方をかねそなえたそんなビールです。
参考イェンダのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)