ヤングヘンリーズのリチャード・アダムソンとオスカー・マクマホン。
この二人のビールに対する情熱はとめどもなく、二人はシドニーのビールシーンが時代遅れであることがわかっていました。
ビールはもっと冒険的なもので、革新があって、それでいてたのしいものであるべきだと二人は考えていました。
リチャードはビールの醸造方法を知っていたし、オスカーはホスピタリティのすべてを知り尽くしていました。
二人はただただ話すだけでなく、それ以上のことができると確信をもって形にしたのです。
今回はそんなヤングヘンリーズ サマーホップ アイピーエーです。
ビール詳細
YOUNG HENRYS : SUMMER HOP IPA(ヤングヘンリーズ : サマーホップ アイピーエー)
ここは60~70年代のオーストラリアの海岸沿いの街並みを思わせるよなトロピカルなデザインの絵柄がいいですね。
中央にえがかれている白の車はわたしがオーストラリアへ最初にきてホームステイのおっさんに乗せてもらったフォードのボロボロのユートを思い起こさせてくれます。
産地
ニューサウスウェールズ州 ニュータウン
ビール種別
(アメリカン)アイピーエー
アルコール度数
6.0%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
栓をあけると同時に柑橘系のフルーティな香りが立ちこめます
そして、鼻を近づけて香りを嗅ぐとホップのグラッシーな香りがここち良い
泡立ち
泡立ちはよくフワフワ
色
ほんのかすかに濁りのあるうすめのオレンジゴールド
テイスト
グラッシーな香りがはじめに鼻腔にかけ抜けます。
そのあとホップの苦味がじんわりと口中に広がります。
ビールがのど元を過ぎるころにモルトの旨味があとを追ってフワーッと広がってきますね。
そう感じたかとおもうとスッときえていき、キレの良さをみせます。
おわりに
これは美味いです!
ダブルIPAのようにとがった苦味ではありませんが、モルトの旨味とホップの苦味のバランスが絶妙です。
ぜひ一口一口味わって飲むんでいただきたい、そんなビールです。
参考ヤングヘンリーズのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)