クラフトビールを飲み始めてからラベルのデザインに惹かれて購入することが多くなりました。
今回はグーパンチのラベルが印象的なホップネーション ザ パンチを買ってみました。
このビールのスタイルは「ゴーゼ」ですが、一体どんなビールなのかと”ウィキペディア”で調べてみると、下記のようにありました。
ゴスラーが発祥とされるドイツのハルツ地方のクラフトビールである。
大麦麦芽とホップの他に小麦麦芽も用いて、コリアンダーなどの薬草や大量の塩が加えフレーバーをつけるのが最大の特徴。
伝統的なゴーゼにはオート麦が使われることもある。
上面発酵であるが、乳酸菌による発行も行われる。
乳酸菌を含むため容器の中でも発行が持続しており、泡立ちが豊かで浮遊する酵母のために著しく濁っている。
またゴーゼは乳酸菌を含むため、飲みなれていないものには下痢を起こしていたようで、18世紀に刊行されたドイツビールの博物誌にはその旨の注意書きがある。
最後の一文がかなり気になったのですが、初めて飲むビールなので下痢を起こさないことを願うばかりです・・・。
とにかくコリアンダーなどの薬草、大量の塩、乳酸菌のビール、さて、どんな味わいなのでしょうか。
HOP NATION BREWING CO. : THE PUNCH MANGO GOSE(ホップネーションブリューイング : ザ パンチ マンゴーゴーゼ)
缶のデザインはメリケンサックをはめた拳のロゴマークがとても印象的。
パンチの効いたビールとアピールしたいのでしょうか。
アルコール度数が低いビールにしてはお値段ちょっと高めです。
産地
6/107-109 Whitehall St, Footscray VIC 3011
ビール種別
ゴーゼ
アルコール度数
4.0%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
マンゴーの香りを強く感じ、柑橘系の酸味ある香りも感じ取れます
泡立ち
泡立ちはグラスに注ぐ際にシュワッと音を立てて泡立ちますがすぐに消えてしまいます
色
濁りのあるちょっと濃いめのりんごジュースのような色合いです
テイスト
一口口に含んで鼻から抜ける香りはやっぱり強いマンゴーの香り。
ビールが舌の上を通る際にスパイシーでちょっと粗めの炭酸感を感じ取れます。
ビールが喉元を過ぎる頃にヨーグルトの酸味のような味わいが広がります。
それと同時に両ほっぺの下顎部分に何とも言えない渋みのような感じがジワっと広がります。
最後はキレよく爽やかでさっぱりとしていますが、ホップ独特の苦味は感じません。
おわりに
今まで飲んだことのない不思議なビールです。
マンゴーの香りがなければちょっと渋みのあるレモンジュースにアルコールを加えたカクテルのようです。
このビールも好みが分かれるビールでしょう。
パンチはパンチでもちょっと違うパンチの効いたビールでした。
参考ホップネーションブリューイングのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)