少し前にイーサー ブリューイングのビールたちはシリーズで紹介しましたが、また別のビールを発見しました。
今回はクリーチャー オブ ザ ナイトという、スタウトです。
季節はそろそろ梅雨時期に入り、その後本格的に夏に向かう日本とは反対に、オーストラリアの季節は冬へとなりつつあります。
そんな季節に飲みたくなるのはスタウトなど味の濃いビールたち。
この冬最初のスタウトはイーサーブリューイングから!
ビール詳細
AETHER BREWING CO. : CREATURE OF THE NIGHT PEANUT BUTTER STOUT(イーサー ブリューイング : クリーチャー オブ ザ ナイト ピーナツバター スタウト)
夜になると現れる樹木のお化け。その絵柄は映画スターウォーズに出てくる毛むくじゃらのキャラクター、チューバッカにそっくりですね。
写真ではわかりにくのですが、触ってみるとラベルは絵柄にはデコボコの立体感のあるものが貼りつけられています。
ブリュワリー所在地
クイーンズランド州 ノースゲイト
ビール種別
スタウト
アルコール度数
7.0%、2.1スタンダードドリンクス
IBU
25
テイスティングノート
香り
缶のプルタブを開けると、驚くほどピーナッツバターの香りが強く立ち込めます。
そしてビールをグラスに注ぐと、缶から間口が広がった分余計にピーナツバターの香りを楽しむことができます。
さらにビールを口に含んで鼻腔に抜け渡る香りはそれまでとは違い、ローストされた麦の香りとどこか甘さを感じさせるようなバターの香り。
グラスを口に運ぶたびにそのピーナツバターの香りを楽しむことができます。
泡立ち
少し距離をおいてビールをグラス叩きつけるように注ぎましたが全く泡立ちません。
色
光を当てても透過しないくらい黒いのですが、真っ黒ではなくかすかにブラウンがかった色合いが見て取れます。
テイスト
ピーナツバターの名前は伊達でなく本当にしっかりと風味づけされています。また、ミルクチョコのような味わい、キャラメルのような甘さも感じ取れます。
そしてそんな強いピーナツバターの風味の後に、苦味がしっとりと広がってきます。
後味にもピーナツバターの風味、甘味、苦味とジワーッと残り続けます。
炭酸感はほとんどなく、トロッとした舌触りでヘビーな飲み口。
おわりに
この冬最初のスタウトはかなり個性のあるモノを飲むことができました 笑
これ、デザートワインならぬデザートビールとして食後に時間をかけてジックリと味わって飲むと良いかも。
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