オーストラリアはニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、クイーンズランド州、南オーストラリア州、西オーストラリア州、タスマニア州の6つの州とオーストラリアンキャピタルテリトリー(ACT)、ノーザーンテリトリー(NT)という二つの「準州」から成り立っています。
今回はその「準州」からのビールが当ブログで初登場。
ACTにあるブリュワリーのベントスポークブリューイング クランクシャフトです。
ACTはオーストラリア連邦政府直轄地区なので計画された都市で街並みも人工的。
そんな味気のないような都市で作られるビールってどんなのでしょう。
ビール詳細
BENTSPOKE BREWING CO. : CRANKSHAFT CRANKING IPA(ベントスポーク クランクシャフト クランキング アイピーエー)
ラベルはオレンジとシルバーの簡素なデザインでメカメカしい絵柄がバックに描かれています。
缶のプルタブが通常のプルタブより少し大きめだと思ったら・・・
プルタブをプシュッと開けると缶の上面全部が外れました。
「ワンカップ大関」を想像したのは私だけでしょうか 笑
使用ホップ:Ekuanot、Simcoe、Citra、Centennial
産地
オーストラリアンキャピタルテリトリー(ACT) キャンベラ ブラッドン
ビール種別
アイピーエー
アルコール度数
5.8%
IBU
35
テイスティングノート
香り
柑橘系のようなフルーティな香りが立ちこめます。
泡立ち
少し粗めの泡立ち
色
ヘイジーでオレンジゴールド
テイスト
ビールを口に含むとIPAらしいホッピーな香りが口中に香ります。
炭酸の泡立ちはありましたがビールを口に含んでもあまり炭酸感は感じないくらいソフトな微炭酸です。
味わいはホップの旨味がジンワリと口中に広がり、それとともにモルトの甘味も少し感じます。
後味にもやはりホップの苦味が残ります。
おわりに
人工的な都市で作られるから味気ないだろうと思うのは間違い。
味気ない都市だから美味しいビールを作って楽しもうというくらい美味いビールです!
そして缶の開け方が面白い!「ワンカップ大関」のビール版みたいで缶のまま飲んでしまうとがぶ飲みしてしまうこと間違いなし。
グラスに注いで味わって飲むことをお勧めします 笑
参考ベントスポーク ブリューイングのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)