南半球のビール業界では3月と4月はホップのピッキングの時期にあたるのですが、この2ヶ月はワイン業界にとっては収穫の最後の時期に当たります。
なぜこんなワインの収穫期の話が当ビールブログにでてくるかというと、今回ご紹介するボッドリジー ズータードゥーズィに関係するからです。
実はこのビール、ブドウとモルトのハイブリッドビール。
実際アルコール類って醗酵させた飲み物ですからワインもビールも親戚にあたるようなものですが、それを原料に使ってしまうなんんて発想は初めて聞きました。
またこちらのビールはケトルサワーという製法でつくられています。
ここでケトルサワリングとは、
ビール詳細
BODRIGGY BREWING COMPANY : ZOOTER DOOZY(ボッドリジー ブリューイングカンパニー : ズータードゥーズィ)
500ml缶にアーティスティックでオシャレな絵柄が描かれたラベルデザイン。
産地
245 Johnston St, Abbotsford VIC 3067
ビール種別
サワーエール
アルコール度数
5.1%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
プルタブを開けると何だろうこれは白ワインのような香りをかすかに感じます。
グラスに注ぐと麦の香りとワインの香りが混じったような香りです。
泡立ち
ほとんど泡立ちません
色
クリアーな明るいオレンジゴールド
テイスト
最初にビールを口に運んでから鼻に抜ける香りは酸味を感じる麦の香り。
サワービールなのでもちろんのっけから酸味が口中に広がります。甘味はほとんど感じることはなく酸味一色。
ぶどうを使っているだけあってその風味が小麦のビールの酸味と違ってシャープな酸味(?)という感じの味わい。
後味はスッキリしておりかなりドライに仕上がっています。
カーボネーションはかなりライト、ほとんどバブル感を感じません。
おわりに
ヨーロッパとかでは断然サワービールは飲まれるんでしょうけど、私はどうもサワー系のビールは苦手です。
やっぱりホップの苦味がガツンときいているビールの方が何だかシャキッとくるというか・・・
ワインとビールのコラボということで一度ワイン好きの方に味を確認してもらうというのもアリかもしれませんね。
>>>「ボッドリジー ズータードゥーズィ」に似たビール