わたしの住むブリスベンより車で40分ほど南へ行ったゴールドコーストは世界でも有数の観光地なのはいうまでもありません。
ゴールドコーストとは逆で、ブリスベンより車で約2時間ほど北へ向かったところにあるサンシャインコースト。
実はここサンシャインコーストはクイーンズランド州の中でも有数のリゾート地でなんです。
観光地であるゴールドコーストのようなにぎやかさはなく、どこかしっとりと落ち着いた大人の雰囲気のある場所であるサンシャインコースト。
そして住む人たちがみんな口にするのは「リタイヤするならサンシャインコーストが一番」というくらいホットスポットなのです。
そのホットスポットに拠点をおくヌースビアカンパニー ランド&シー。
このヌーサビアカンパニー ランド&シーのブリューハウスに去る9月30日(日)にいってきました。
ブリューハウス「ランド&シー」
ヌーサのリゾートビーチでもあるメインビーチより車でやく15分ほど内陸にいったNoosaville(ヌーサヴィル)というサバーブに「ランド&シー」はあります。
ブリューハウス自体は工場街の一角に建てられた倉庫をブチ抜いて建てられており、側から見ると単なる倉庫カフェです。
実際に看板が上がっていなかったら通り過ぎてしまいそうなところです。
しかし、併設のカフェレストランが1週間休みなく朝7時よりオープンしているので、その近辺には車がところ狭しとパーキングされていました。
当日は雨にも関わらずすでにたくさんの人でカフェはにぎわっていました。
ブリュワリーと併設のカフェレストランは天井の高い吹抜けで、カフェの上にはオーナーの好みなのかバイクが5~6台飾られています。
そして、カフェレストランカウンターの裏がキッチンになっています。
カフェレストランのカウンターでは普通にカフェメニュー、そしてドラフトビールの両方をオーダーすることができます。
カフェレストランの奥にはビールを醸造するための設備が置いてあります。
1000リットル級のタンクが4つに奥には小さなタンク、そして業者向けでしょうかケグが所狭しと並べられています。
ブリュワリーの一角にはマーチャンダイジング製品コーナー。
Tシャツや1リットルのビールを入れるボトル、珍しいもので石鹸などもありました。
地域のイベントにも利用されている
わたしはブリューハウス「ランド&シー」に午前10時くらいにいったのですが、それから間もなくたくさんのバイクの音が鳴りひびいてきました。
実はこのブリューハウス「ランド&シー」にいった日、「THE DISTINGUISHED GENTLEMAN’S RIDE」というバイク愛好家が集まるイベントが行なわれることになっていたのです。
爆音をとどろかせながら何台ものバイクがブリュワリー裏手より併設のカフェレストランへと乗り入れてきます。
しかし、アメリカンバイクのハーレーダビッドソンに乗っている人たちはまったくおらず、ほとんどのライダーがスーツにネクタイなどの紳士淑女たちばかりでした。
カフェで日曜日の朝をゆったりと過ごしていた人たちもたくさんのライダーたちの乗り入れに大興奮。
わたしもついついビールよりバイクの写真を撮っていました。
店内は一般客とライダーたちで溢れかえっていましたが、カフェスタッフは慌てることなく冷静に対応。
少し時間はかかりましたがオーダーしたブランチのバーガーがとても美味しかったのはいうまでもありません。
そして、オーナーの子供さんとも思えるお子さんもお手伝いをされている光景にホッコリさせられました。
7種類のビールに1種類のアップルサイダー
ヌーサビアカンパニーでは
- The Thomas Rice Lager
- The Kolsch
- Coastie Common
の3種類が缶で販売されており、
- The Palelr Ale
- Dockside Porter
- The Standard
- NZ IPA
の4種類がタップから直接注いで提供されます。また、
- Sunshine Coast Cider
というボトル詰めされたサイダーも作られているので、そちらも購入できます。
当日車でいっていたためにタップビールは飲むことができませんでしたが、缶で販売されている3種類のビールとアップルサイダーを買ってきたので後日レビューしたいと思います。
おわりに
倉庫がたちならぶ閑散とした場所にも関わらず、日曜の朝もにぎわっているのは地域に根付いたブリュワリーだからではないでしょうか。
これが本来あるべきマイクロブリュワリーの姿ですよね。
せっかくヌーサにいくのならば、ちょっと足を伸ばしてぜひ「ランド&シー」に立ち寄ってみてください!