以前こちらの記事で「ホップネーションでは3種類のNEIPAがラインナップされています」と書きましたが、今回またホップネーションのNEIPAを発見したので飲んでみます。
はい、その名もホップネーション ザ フォーレッジャ ブルーベリー ニューイングランドIPAです。
このNEIPAが最初に登場したのは2018年とのこと。
リリース当初は現在ラインナップされているホップネーションのNEIPAとは別のエントリーとして扱われていました。
その後このビールについて様々なフィードバックを受け、ブリュワーたちはこのフィードバックをもとに徹底的にビールを見直し、今回のリリースに当たってはブルーベリーを追加したとの事です。
一度作り上げた「作品」にはすでに一定数のファンがついていると思われますが、その「作品」を見直し、壊して再度作り上げるということはそのファンを裏切ってしまうというリスクもあります。
そんなリスクを負うのも覚悟の上で「作品」を徹底的に見直して作り直したブリュワーたちには相当の勇気が必要だったのだろうと想像しています。
そんな想像を膨らませながら今回のビールを飲んでみます。
ビール詳細
HOP NATION BREWING CO. : THE FORAGER BLUEBERRY NEIPA(ホップネーション : ザ フォーレッジャ ニューイングランドIPA)
ホップネーションブリューイングのラベルデザインにはいつも楽しませてもらいます。
今回のラベルは、おとぎ話に出てきそうなハットを被ったウサギが収穫したホップを持ち帰っているような絵柄が描かれているデザイン。
その周りにはブルーベリーがたくさん散りばめられています。
ブリュワリー所在地
ビクトリア州 メルボルン フッツクレイ
ビール種別
ニューイングランドIPA
アルコール度数
6.5%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
プルタブを開けるとシトラス系のフルーティな香りが漂います。
グラスに注ぐとそのフルーティな香りに加えグラッシーなホップの香りも感じます。
泡立ち
泡立ちはあまりよくありません。
色
かなり濁っているグレープフルーツジュースのような色合い
テイスト
ビールを一口口に含むとコレはかなりグラッシーで青々しいホップの香りを強く鼻腔で感じ取れます。
香りが抜けた後まず口の中にはホップの旨味がジュワーっと広がり、その中で程よい苦味が感じ取れ、最後に甘味がジワジワと顔を出してくるような感じでしょうか。
例えるなら、ちょっと苦味の強いグレープフルーツジュースのような感じ。
飲み終わりにちょっとだけ苦味が残りますが、全体的な後味としてはキレがあってスッキリしています。
カーボネーションは低めで口当たりはかなりソフト、飲みやすいです。
おわりに
コレはフルーティな味わい全開のNEIPAです!
苦味の裏に見え隠れする甘味はブルーベリー由来の味わいだと思います。
NEIPA好みのビールファンにはぜひ飲んで欲しい一本です。
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