黒ビールをラインナップにしているクラフトビールのブリュワリーはそこまで多くありません。
今回はジェームススクワイア ジャックオブスペード ポーターを買ってみました。
世界的に有名な黒ビールというと「ギネスビール」ですよね。
しかしギネスビールは「スタウト」というビール。
そこで「ポーター」と「スタウト」がどう違うのか調べてみました。
ウィキペディアによると下記のようにありました。
ポーターは18世紀に開発されたビールで、焙煎した茶色麦芽を用いた点が特徴で、焦がした麦芽と芳香のホップの苦さが味わえる。
ポーターの中でもアルコール度数の高いものは「スタウト・ポーター」と呼ばれたが、その後「スタウト」と呼ばれるようになった。
ギネス社の「エクストラ・スタウト」は1840年までは「エクストラ・スペリオール・ポーター」と呼ばれていたものである。
「ポーター」という名称は、テムズ河でロンドン市内まで運ばれた物品を市内各所に配送していた人々(ポーター)が好んで呑んだ事からきている。
ということは、ポーターがスタウトの原型でもあるわけですね。
JAMES SQUIRE : JACK OF SPADES PORTER(ジェームズスクワイア : ジャックオブスペード ポーター)
このジャックオブスペード、とてもユニークで通常のスタウトより繊細で複雑な味わい。
ローストしたオオムギと時間をかけての熟成が深く暗い黒色を、チョコレートとコーヒーのようなそれでいて軽いクリーミーな仕上がりになっているそうです。
ラベルはジェームススクワイアお決まりのデザインで絵柄がスペードにショベルが交差しているものです。また、黒ビールを意識してか白黒で統一されています。
産地
ニューサウスウェールズ州 シドニー キャンパーダウン
ビール種別
ポーター
アルコール度数
5.0% フルストレングス
IBU
25
テイスティングノート
香り
ローストされた麦の香りが立ち込めます
泡立ち
ブラウンがかった色の泡立ちできめ細かくクリーミーです。
色
透かして見るとダークルビーカラーなのがわかります。
テイスト
ローストされた麦の香りが心地よく鼻に抜けます。
炭酸がちょうどよくそして舌の上にコーヒーのような苦味が広がります。
後味にチョコレートのような味わいとカラメルのような甘みが残ります。
おわりに
これは美味い!
ローストされた麦の旨味がじんわりと広がります。
グラスに注いでじっくりと味わいたいビールです。
参考「ジェームズスクワイア」オフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)