久しぶりにモーニントン ペニンシュラ ブリュワリーのビール、スクイッド ライジングです。
当然といえば当然ですが、大手ビール会社というのは小回りが利きにくいので定番ビールを新しくリリースするのにも慎重で、ましてやリミテッドリリースなどはほとんど見かけません。
しかし、クラフトビールを売りにしている小さなブリュワリーは定番ビールを揃えながらもスペシャルリリース、シーズナルなど限定生産を行っているブリュワリーが多く、それが魅力でもあります。
もちろんモーニントン ペニンシュラ ブリュワリーも同様に100種類近くのスペシャルリリースビールを造ってきました。
今回もそんなスペシャルリリースからの一本です。
ビール詳細
MORNINGTON PENINSULA BREWERY : SQUID RISING(モーニントン ペニンシュラ ブリュワリー : スクイッド ライジング)
ラベルは大海原に浮かぶモーニントンのロゴマークが描かれた漁船(?)の後ろに炎をまとった巨大なイカが現れているかのような絵柄。
缶にプリントされているタイプではないのですが、デザイン性があり面白いですね。
缶の大きさは330mlと若干小さめなので、飲み終わってあともう一口って欲しくなるのは否めないっ!
ブリュワリー所在地
ビクトリア州 モーニントン
ビール種別
ニューイングランドIPA
アルコール度数
6.5%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
まず缶のプルタブを開けるとピーチやマンゴーのような甘い香りを微かに感じます。
そしてビールをグラスに注ぐと柑橘系の香り、そしてホップのグラッシーな香りが強く立ち込めます。
さらにビールを口に含んで鼻腔に抜け渡る香りは柑橘の香り。
泡立ち
真っ白でキメの細やかな泡が3cmほどグラスの縁近くまで立ち上がります。
色
かなり濁りのあるオレンジ色
テイスト
まず鼻腔に抜けたそのフルーティな風味と共にホップの旨味がジュワーっと口中に広がる。
そして驚いたのがその甘味、どこからこの甘味を引出したんだろうと思うくらい。
苦味はビールが喉元を過ぎ去るくらいに少し顔を出し、そのまま後味に残っていく感じ。
カーボネーションはさほどなく、キメ細やかな泡があそこまで立ち上がったのが不思議なくらい。
おわりに
NEIPAを飲んでいると苦味の強いグレープフルーツジュースを飲んでいるかのように感じますが、このビールは何だろう、甘さがかなりあって今まで飲んだのとはちょっと違う味わい。
これからもその時にしか飲めないリミテッドビールをガンガン飲んでいきたいものです。
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