パイレーツライフ ブリューイングのビールたちは以前にいくつか飲んできました。
その全てのビールがホップのパンチが効いているビールたちばかりで、これらにハマって飲み慣れてくると他の大手のラガー系ビールでは物足りなさを感じてしまいます。
また、夏が終わり季節が冬に近づくにつれて特に味の濃い飲食物を欲してしまうのは私だけでしょうか?
Hopheads(ビール好き)にとっては季節なんか関係ない!と言われてしまいそうですが、そんな濃い味を求め、今回はパイレーツライフ ブリューイング スタウトを買ってみました。
太陽が沈みきって暗闇の中家路を急ぐような冬の寒い日、本当は冷蔵庫など開けたくもない季節ですよね。
でもこのスタウトのような味の濃いビールが冷蔵庫で待っていてくれるだけで、心もちょっとだけ暖かくなる気がします。
ビール詳細
PIRATE LIFE BREWING : STOUT(パイレーツライフ ブリューイング : スタウト)
モルトはGolden Promise、Carahell、Crystal、Chocolate、Carafa、Roastの6種類。
ホップはColumbus、EKG、Fugglesの3種類を使用。
缶にプリントされたラベルも白黒で統一されており、絵柄が昔美術の授業で習ったようなデザインで印象深いです。
裏面を確認していたら、UKにもパイレーツライフの拠点があるようです。
創業からそれほど時間が経っていないのにすでにUKにも渡って行っているとは!
やはりジャックとジャレッドがスコットランドで働いていたからでしょうか。
ビールの評価サイトRAte Beerでも95点とかなりの高評価を得ているスタウトでもあります。
産地
南オーストラリア州 アデレード ヒンドマーシュ
ビール種別
スタウト
アルコール度数
7.2%
IBU
58
テイスティングノート
香り
グラスに注ぐとフルーティな香りとトーストのような香りが立ち込めます
泡立ち
泡立ちもきめ細やかくコシがあってフワフワです。
色
漆黒のブラック、泡立ちもかなり濃いブラウンカラー
テイスト
グラスに注いだ時と違い、口に含んで鼻腔に抜ける香りはローストされた麦の香りそのものを強く感じます。
飲み進めるとちょうど良い炭酸感、そして舌の上に広がるローストされた麦とチョコレートのような風味。
さらにカラメルのような甘みを感じることができます。
後味にホップの苦味がフワーっと広がり最後にスッとカラメルのような甘ささえ感じさせてくれます。
おわりに
ローストされたモルトの旨味をワインを飲むように味わえる、そんなビールです。
ガブ飲みするのではなく寒い冬場に暖をとりながらじっくりと味わって飲むことをお勧めします。
参考パイレーツライフブリューイングオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)