セニックリムブリュワリーの最後を飾るのはセニックリム ベルジャン アビィ エールです。
アビィエールの「アビィ」とはどんな意味なんだろうと調べたら「修道院」という意味でした。
私もベルギーにアビィビールという修道院が委託して作られるビールがあるのは知っていましたが、まだ実際に飲んだことはありません。
オーストラリアもヨーロッパの文化を色濃く残しているのはいうまでもありませんが、それにしても修道院など見当たりもしない田舎町で「アビィビール」なんてなんだかパクリ感がハンパないのですが、そう感じるのは私だけでしょうか 笑
とにかく飲んでみます!
ビール詳細
SCENIC RIM BREWERY : PHAR QUE BELGIAN ABBY ALE(セニックリム ブリュワリー : ファーキュー ベルジャン アビィエール)
このアビィエールには馬の絵柄が描かれています。
普通のスタビーにステッカーを貼って製品分けをしているのは明らか、もう少しデザイン性のあるラベルにした方が売れそうな気もするのですが・・・
産地
クイーンズランド州 セニックリム マウントアルフォード
ビール種別
ペールエール
アルコール度数
6.5%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
ボトルの栓を開けるとかすかに酸味のある香りが漂います。
グラスに注ぐと酸味とともにトフィーのような、そして干しぶどうのような香りも感じ、どことなくウィスキー?ブランデー?のような香りも。
泡立ち
ブラウンがかった泡が少しだけ立ち上がりますが、あまり泡立ちはよくありません。
色
ダークブラウンカラー
テイスト
ビールを一口口に運んでから鼻に抜ける香りは甘いカラメルのような香りと何かスモーキーな香り、そしてちょっとアルコール臭も感じます。
香りが鼻に抜けた後に口の中に広がるのはコーヒーやビターチョコのような苦味とスパイシーな味わいがジワジワと広がります。
後味にはハチミツのような甘味が広がりゆっくりと消えていきます。
カーボネーションは高めでちょっと舌を刺激する感じ。
おわりに
初めてアビィというタイプのビールを飲みましたがユニークで結構重たい味わいのビールでした。
本場ベルギーのアビィビールは飲んだことがありませんが同じようなのでしょうかね。
一度本場のビールを試してみなければなりません。
>>>「セニックリム ベルジャン アビー エール」に似たビール