セニックリムブリュワリーの第2弾はセニックリム ギディ ガウト ミルクスタウトです。
セニックリムブリュワリーがビールを作るのは彼らが愛する地域とその地域に住む人々を祝うため。
何度も書きますがオーストラリアのマイクロブリュワリーが目指すものはブリュワリーのある地域を大切に、その地域にしっかりと根付き貢献すること。
小さいブリュワリーでも誇りを持ってビールを作り、みんなに提供しています。
でも、提供される側のお客は飲みすぎてはいけません。
飲みすぎちゃうとこのビールの名前のようになってしまいます・・・
ビール詳細
SCENIC RIM BREWERY : GIDDY GOUT MILK STOUT(セニックリム ブリュワリー : ギディ ガウト ミルクスタウト)
このGiddy Goutには初老のおじさんが描かれています。
ちなみに「Giddy Gout」ってなんだろうと調べてみたら「目がくらむほどの痛風」とか出てきたのですが・・・
ビール飲みは注意しなければならない「痛風」、あまり飲みすぎるなって意味なんでしょうかね。
産地
クイーンズランド州 セニックリム マウントアルフォード
ビール種別
スタウト
アルコール度数
4.8%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
スタビーの栓を開けるとビターチョコのような香りを感じます。
グラスに注ぐとチョコの香りに加え、ローストされた麦の香りを感じます。
泡立ち
ブラウンがかった泡でトップはクリーミー、下の方は粗めの泡立ちです。
色
漆黒のブラック
テイスト
まずビールを一口口に含んでから鼻に抜ける香りはビターチョコの香りとちょっと焦げ臭を感じるくらいにローストされた麦の香り。
まず甘味を十分に含んだダークチョコのような味わいが舌の上に広がり、次にホップの苦味ともローストホップの苦味とも言えない苦味がジンワリと広がります。
後味はカラメルのようなしっかりした甘味が残ります。
カーボネーションは低く口当たりまろやか、飲みやすいです。
おわりに
じっくりと味わいたい濃厚スタウトです。
これから冬に向かうオーストラリア(6月〜8月)の夜にピッタリな一本ではないでしょうか。
>>>「セニックリム ギディ ゴート ミルクスタウト」に似たビール