Porter
Poter(ポーター)の起源は18世紀のイギリス・ロンドンといわれています。
当時古くなり酸味の出たブラウン・エール、ペールエール、新しいブラウン・エールの3種類を混ぜるThree Threadsと呼ばれる飲み方が流行っていまた。
これは提供する店側にとっては手間のかかることであったため、1722年ロンドンの醸造家ラルフ・ハーウッド(Ralph Harwood)が予め混ぜておいた「エンタイア(Entire)」というエールを販売したところ、これが好評となった。
そして、テムズ川でロンドン市内まで運ばれた物品を市内各所に配送していた荷物運び労働者(ポーター)が好んで呑んだ事から「ポーター」という名称が付けられました。
焙煎した茶色麦芽を用いた点が特徴で、焦がした麦芽の芳香とホップの苦さが味わえる。
ポーターの中でもアルコール度数の高いものは「スタウト・ポーター」と呼ばれていましたが、その後「スタウト」と呼ばれるようになりました。