ケン・グロスマンが1980年に創業したシエラネバダブリューイング。
その代名詞的なビールがシエラネバダ ペールエールです。
実はこのペールエール、ドラフト(樽からそそがれるビール)とパッケージ(ボトルや缶のビール)とではアルコール度数が違うそうです。
パッケージ商品の場合ボトルコンディショニング、つまり瓶内二次発酵がおこるようにイーストが一緒に詰め込まれているんですね。
これはオーストラリアのクーパーズブリュワリーが行なっているパッケージングと同じですね。
アメリカの併設レストランではテイスティングがおこなえるとのこと。
ぜひ一度行ってパッケージビールとドラフトビールを飲み比べてみたいですね。
SIERRA NEVADA : PALE ALE(シエラネバダ : ペールエール)
今回かったのは缶で473mlもあってボリューム満点の容量でした。
グリーンを基調にデザインされたラベル。
絵がらはシエラネバダ山脈?
でもブリュワリーはカリフォルニアにあるんですけどね 笑
ペールモルトとカラメルモルトの2種類を使用し、ホップはカスケードの1種類のみ。
原産国
アメリカ合衆国 カリフォルニア州 チコ
ビール種別
ペールエール
アルコール度数
5.6%
IBU
38
テイスティングノート
香り
缶をプシュッと開けるとかすかにフルーティな柑橘系のかおりがただよいます
泡立ち
泡立ちはそこそこよくフワフワ
色
少しだけにごりのあるオレンジコッパーカラー
テイスト
最初の一口めで感じるかおりはフルーティなモルトのかおり。
アルコール度数が5.6%もあるわりにはミディアムボディでのみやすいです。
ホップの旨味も十分にありますが、それ以上にカラメルのような甘みもしっかりと感じられます。
後味にじんわりと苦味が広がるのもいいですね。
おわりに
これはうまい!
ホップの苦味・旨みとモルトの甘みがバランスよくマッチしています。
どちらかというとじっくりと時間をかけて味わいたい一本、そんなビールです。
参考シエラネバダのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)