Akasha Brewingのコアビールは4つあり、それぞれに重要な要素を表す言葉がつけられています。
Hopsmithは「地球」、Tradewindは「空気」、Freshwaterは言わずもがな「水」。
そして最後の一つは「火」を表すFire Withinです。
今回はその最後の「火」を表す言葉が製品名に与えられたアカシャブリューイング ファイアウィズイン アンバーエールです。
ビールはブリュワーたちがつくるアートでもあり、アンバーエールと「火」の関係の解釈は人それぞれ違うでしょう。
例えば、使用している麦芽を窯で乾燥させているからとか、例えば、ブリュワーたちの心の中で燃え盛る情熱の隠喩だとか、例えば、ビールを飲む人の味蕾に火をつけるからだとか。
とにかく人それぞれ自分の好きなように解釈できるわけです。
わたしの場合はビールのそのカラーから名付けられたのかなと考えました。
当ブログではHopsmithを前回飲んでみました。
Akasha BrewingのIPAを飲んで美味しかったのでこちらにも期待が持てます。
ビール詳細
AKASHA BREWING COMPANY : FIRE WITHIN AMBER ALE(アカシャ ブリューイング : ファイアウィズイン アンバーエール)
缶はオレンジ色で統一されており、燃え盛る炎のような絵柄が全体に描かれています。
そこにブリュワリー名とビールタイプ、その横に縦書きで製品名の「Fire Within」が書かれています。
まぁ、あまりデザイン性はありません。
産地
10-12 Spencer St, Five Dock NSW 2046
ビール種別
アンバーエール
アルコール度数
5.8%
IBU
45
テイスティングノート
香り
プルタブを開けると柑橘の香りを強く感じます
グラスに注ぐとカラメルのような香ばしくも甘い香りを感じます。
泡立ち
クリーム色で少し粗めの泡がグラストップまで勢いよく泡立ちます
色
少し濁っており赤みがかった深みのあるブラウン色
テイスト
まず一口ビールを口に含み鼻に抜ける香りはモルティでカラメルのような甘い香り。
かすかにピリッとくる炭酸感で飲み口もミディアム。
香りを感じた後にはカラメルのような甘味を感じながらもそれを引き締めるかのようなホップの苦味が複雑に絡み合って美味い。
飲み終わりくらいにフッと焦がしたモルトの香りも感じことができる。
後味はその甘さが最初に引き、苦さが最後まで残る感じです。
おわりに
コクのあるモルトの風味とそれを引き締めるかのようなホップの苦味が絡み合って美味いビールです。
ビールだけ単体で味わっても美味しいかもしれませんが、BBQでガッツリ肉を焼いてこのビールと合わせてもビールの味は損なわれないくらいパワフルな味わいです。
オーストラリアでこのビールを手にしたら是非お試しあれ!
参考アカシャブリューイングのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)