今回はエンジョイ★ビアーズで紹介するバルターの10本目のビール、バンカーバスター セッションエール。
オーストラリア、クイーンズランド州の人気ビーチランキングに名を連ねるサーファーズ・パラダイスビーチ。
そのサーファーズより程近いカランビンにブリュワリーを構えるのがバルター。
バルターの立ち上げには4人のプロサーファーが関わっているのは有名な話。
そして、そのバルターのビール醸造を行うのはオーストラリアでも屈指のブリュワー、Scott Hargrave氏。
2020年の彼らの新作、早速飲んでみましょう。
ビール詳細
BALTER : BUNKER BUSTER SESSION ALE(バルター : バンカーバスター セッションエール)
バルターのロゴ、スマイルの口マーク。缶の下1/3くらいには3色カラーで製品がわかるようにしてあります。
コアレンジのビールではブリュワリー名「BALTER」の文字がロゴマークの上に描かれていますが、HAZYあたりからラベルデザインに変化があるようです。
ブリュワリー所在地
クイーンズランド州 カランビン
ビール種別
セッションエール
アルコール度数
4.5%、1.3スタンダードドリンクス
IBU
22
テイスティングノート
香り
まず缶のプルタブを開けるとライム、パッションフルーツ、パイナップルのようなトロピカルフルーツの香りがします。
そしてビールをグラスに注ぐとさらにピーチ、ネクタリンのような甘い香りも加わり、松脂のような香りもかすかに感じます。
さらにビールを口に含んで鼻腔に抜け渡る香りはフルーティさよりもホップの青々しい香りを強く感じます。
泡立ち
キメの細やかな泡ですがそれほど泡立ちは良くありません。
色
かなり濁りのあるイエローオレンジ
テイスト
IPAのように大量のホップが投入されたかのような旨味がジュワーっと口中に広がります。
ただIPAのような苦味はなく、ホップの甘味も十分に感じ取ることができます。
後味はその軽い苦味がスッーっと引いていきスッキリ。
カーボネーションはミディアムハイですが、キメの細やかな炭酸感でかなり滑らかな口当たり。
おわりに
セッションエールと侮ることなかれ!IPAと飲み間違えるくらいホッピーな味わいでジューシーな飲みごたえのビールです。
バルターのビールたちはどれをとってもハズレがありません。オーストラリアに住んでいる貴方、機会があれば一回飲んでみてはいかがでしょう。
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