今回はボーンヘッドというエンジョイ★ビアーズに初登場のブリュワリーのビール、ダッズ チョコレート バニラ ポーターを飲んでみたいと思います。
スタウトとポーターってどこで切り分けているのかよく分からなかったのでちょっと調べてみました。
元々ブラウンエールに若いブラウンエールやペールエールをブレンドしたビールがポーターの起源らしく、その後ポーターを元に18世紀後半にスタウトが誕生します。
この二つの大きな違いは麦芽化せずに焙煎した大麦(ローストバーレイ)を使用しているかどうかで、使用しているのがスタウト、使用していないのがポーターとなります。
最初の頃スタウトは「スタウト・ポーター」と呼ばれていたのですが、その後広く親しまれるようになってから単純に「スタウト」と呼ばれることになったそうです。
まぁ、あまりウンチクばかり溜め込んでも仕方ないので早速飲んでみましょう。
ビール詳細
BONEHEAD BREWING : DAD’S CHOCOLATE VANILLA PORTER(ボーンヘッド ダッズ チョコレート バニラ ポーター)
紙もののパーティクラウンらしきものを被った褐色坊主頭のおじさんが描かれています。
写真正面より向かって左裏面には何やら説明書きが。
全体像はInstagramでどうぞ
ブリュワリー所在地
86 Parsons St, Kensington VIC 3031
ビール種別
ポーター
アルコール度数
6.0%、1.8スタンダードドリンクス
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
まず缶のプルタブを開けても意外なほど香りがしません。
ビールをグラスに注ぐと微かにエスプレッソコーヒーのような香りとバニラの香り。
ビールを口に含んで鼻腔に抜け渡る香りはそれまでと違ってバニラの香りが一気に強くなります。
泡立ち
ブラウンカラーの泡がビールの表面に5mmほど覆われるくらいに立ち上がるくらい
色
光を当てても透過しないくらいの漆黒
テイスト
チョコレートの風味、そしてバニラの風味を含んだカラメルのような甘さが心地よくゆっくりと広がります。
そしてそんな甘味と同時にローストされたモルトの苦味が顔を出してきます。
後味にはそのバニラ風味が最後まで残る感じ。
カーボネーションは低め、ボディはミディアムで口当たり滑らか。
おわりに
ポーターにしては濃厚でスタウトでもいいんじゃないかと思わせるくらいの味わいでした。
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