皆さん、童話『王様の耳はロバの耳』という話は少なからず聞いたことがあるのではないでしょうか。
その王様である「ミダス」が今回ご紹介する製品名となっているヘリオス ブリューイングの2本目、ミダス ゴールデンエールです。
私も童話『王様の耳はロバの耳』を子供の頃に読んだことはありますが、『ミダス』がモデルになっているとは全く知りませんでした。
エンジョイ★ビアーズを始めてからいろんなことを調べ、今まで見聞きしたことが芋づる式に繋がっていってるのはいうまでもありません 笑
ビール詳細
HERIOS BREWING COMPANY : MIDAS’ GOLDEN ALE(ヘリオス ブリューイング カンパニー : ヘリオス ミダス ゴールデンエール)
ギリシャ神話の中に出てくるミダス王がモチーフでしょう。
彼は触ったものすべてを黄金に変える能力(Midas touch)を持っていたそう。
このラベルではそのミダスが触ったものすべてを黄金色のビールに変えていますね。
ブリュワリー所在地
クイーンズランド州 ブリスベン ヤロンガピリー
ビール種別
ゴールデンエール
アルコール度数
3.8%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
まず缶のプルタブを開けると柑橘、そしてかすかにパッションフルーツの香りを感じます。
そしてグラスに注ぐとそのフルーティな香りは消え、麦の香りがかすかに漂います。
さらにビールを一口口に含んだ時には麦の香りが強く鼻腔に抜け渡ります。
泡立ち
真っ白で少し粗めの泡が1cmほど立ち上がります。
色
クリアーなオレンジゴールド
テイスト
香りが鼻腔に抜けた後はとにかくモルトの風味が口の中全体に広がり、その後にホップの苦味がジンワリときます。
後味には苦味も残りますが最後の最後まで残るのはモルトの甘さです。
カーボネーションはミディアム、リフレッシュ感があってクリスプな口当たり。
おわりに
これ、暑い夏場にリフレッシュしたいときパブで一杯飲んだら美味そうなビールです。
と言っても、パブには卸してなさそうなのでブリュワリーに行って飲むしかなさそうですが。
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