引き続き今回もホップネーション ブリューイングのビール、ザ バズ アメリカン レッドを飲んでみます。
ホップネーション ブリューイングについてはエンジョイ★ビアーズで何も語ってきませんでした。
それはラベルのデザインがどれも個性的でブリュワリーのことを語るよりついついラベルに目がいってしまっていたからです。
そこで今更ながらちょっとだけホップネーションの紹介をすることにします。
ホップネーション ブリューイングはSam Hambour(サム)とDuncan Gibson(ダンカン)の二人によって設立されました。
サムは南オーストラリア出身、ダンカンはニュージーランド南部の出身で二人ともブドウ栽培を学んで、ワイン産業に関わっていました。
もともと二人の関係はバックヤードでビールを作っては友人たちに振る舞いあい、お互いにライバル視していたとのこと。
しかし、何年もの間ワイン産業で時間を費やした後メルボルンで再会した二人はお互いのライバル心は脇に置いておいて、美味いビールを作るという目標の元ホップネーションブリューイングを立ち上げに至ったそうです。
こんな切磋琢磨しあう二人が作り上げているビールが美味くない訳がありませんよね。
いやー、今回も期待を持って飲んでみたいと思います。
ビール詳細
HOP NATION BREWING CO. : THE BUZZ AMERICAN RED(ホップネーション ブリューイング : ザ バズ アメリカン レッド)
宇宙服のヘルメットの中にホップがあるラベルデザイン、これも目を引きます。
産地
ビクトリア州 メルボルン フッツクレイ
ビール種別
インディアペールエール
アルコール度数
6.0%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
缶のプルタブを開けると柑橘系の香り、パインナップルのような香り、そしてトフィーのような甘い香りも感じます。
グラスに注ぐとかすかにパインニードルのような香りとトフィーのような甘い香りをかすかに感じます。
泡立ち
ブラウンがかった色でフワフワの泡が2cmほど立ち上がります
色
透き通ったレッドブラウンカラー
テイスト
最初に一口ビールを口に含んで鼻に抜ける香りはモルティでトフィーのような甘い香りを感じます。
香りが抜けた後に口の中に広がる味わいは、まずカラメルのような甘味も持った味わいが先に広がり、その甘味を打ち消すかのように追ってホップの苦味がジワジワと広がります。
逆に後味は苦味が引いていくのと同時に甘味が顔を出してくる感じです。
カーボネーションはミディアム。
おわりに
ホップの苦味とモルトの甘味が表裏一体のように見え隠れしています。
ビールのカラーから想像できる甘さとIPAのしっかりとした苦味も持っていて両方を堪能できます。
流石はホップネーション ブリューイング、美味いビールを作ってくれます!
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