今回はあのペリカンのロゴが可愛い、コースタル ブリューイングのビール、ブーティ KNEIPAです。
ビールファンであればNEIPAというビアスタイルはもうお馴染みだと思いますが、今回のビールは「KNEIPA」と表記されており???となりました。
ウェブや缶のラベルをみていたらKveikという単語が出ておりこのKveikについて少し調べてみました。
Kveikとは「カーウィク」と発音され、ノルウェーに昔から伝わる酵母の一種とのこと。
ノルウェーのファームハウスで代々引き継がれてきたこの酵母、最近ではノルウェー国内にとどまらず世界中で使用され始めているそうです。
特にクラフトビールのトレンドの波に乗り、クラフトビール醸造者の間では人気が出てきているらしい。
いやいや、世界には本当にいろんなビールの原料が存在するんだなということを実感します。
ビール詳細
COASTAL BREWING CO. : BOOTI KNEIPA(コースタル ブリューイング : ブーティ KNEIPA)
色合いが美しい紺色のペイントされた缶にブリュワリー名とロゴマークのペリカンが描かれているラベル。
その下にハチマキのように貼り付けてある製品名を表記されているステッカー。
ブリュワリー所在地
ニューサウスウェールズ州 フォスター
ビール種別
ニューイングランドIPA
アルコール度数
5.3%
IBU
表記なし
テイスティングノート
香り
まず缶のプルタブを開けると柑橘系の爽やかな香りが強く漂います。
そしてビールをグラスに注ぐと柑橘系、特にグレープフルーツの香りを強く感じます。
さらにビールを口に含んで鼻腔に抜け渡る香りはグレープフルーツそのもの、かなりフルーティです。
泡立ち
ちょっと粗めですがフワフワの泡がグラスのふちまで立ち上がります。
色
かなり濁りのあるオレンジがかったのヤクルトみたいな色。
テイスト
香りが鼻に抜けた後、フルーティかつジューシーなホップの旨味が口中にブワッと広がります。
そしてその後苦味がジンワリとその旨味と入れ替わるように現れますが、尖った苦味ではなくまろやかな感じ。
後味は苦味がスッと引いて案外にスッキリ、そして泡立ちから想像するよりカーボネーションはかなり低め。
おわりに
ビールなんだけどビールじゃないフルーティさが美味いビール。
それにしてもエンジョイ★ビアーズ史上こんなに濁った色合いのビールは初めてじゃないでしょうか。
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