このブログを書き始めの頃、最初はオーストラリアの大手ビール会社のビールレビューから始めました。
そして有名どころのクラフトビール会社のビールを調べながら飲んでいたときに出会ったビールがVale Brewingです。
Vale Brewingは南オーストラリア州のクラフトビール愛好家たちによって立ち上げられた会社でJeff Wright(ジェフ・ライト)氏を中心にビールを作ってきました。
Jeff Wright(ジェフ・ライト)氏によって作られるクラフトビールたちは種類こそ少ないけれども、洗練された味わいで衝撃を感じたことを今でも覚えています。
そして今回はそのVale Brewingより新しくリリースされたヴェール トロピック エールを飲んでみます。
久しぶりにウェブサイトを確認してみましたが、どうも変わっているようです。
以前こちらの記事でも書きましたが、2015年ブリュワリー 設立当初から株主であったTim、Pete、MichaelのCollin3兄弟がGreg MackayとMark Rogersより全ての株を取得し、100%家族経営の会社へと生まれ変わり、会社名もVale Brewingへと変更されたことが影響しているのでしょうか。
Jeff Wright(ジェフ・ライト)氏の写真も残っていませんし、どこか別のブリュワリーに移られた可能性もあります。
これは追って調べる必要があるかもしれません。
でも、そんなことを抜きにして今回のヴェールのビール、味わってみたいと思います!
ビール詳細
VALE : TROPIC ALE(ヴェール : トロピック エール)
缶全体の色がオレンジでロゴマークは変わらず6つの丸が逆三角のもので相変わらずデザインはシンプルに統一されています。
しかし、缶のサイドに描かれていたヘッドブリュワーであるJeff Wright(ジェフ・ライト)氏のサインはなくなっています。
産地
南オーストラリア州 マクラーレンヴェール
ビール種別
ペールエール
アルコール度数
4.2%
IBU
22
テイスティングノート
香り
缶のプルタブを開けるとピーチやネクタリンのようなフルーティな香りがかすかに漂います
グラスに注ぐとかすかにホップの爽やかな香りを感じます
泡立ち
真っ白で少し粗めの泡がグラスのフチまで立ち上がります
色
ヘイジーなイエローゴールド
テイスト
まず一口ビールを口に含んでから鼻に抜ける香りはライムのような柑橘の爽やかな香りをかすかに感じます。
香りが抜けた後グレープフルーツのようなフルーティな味わいが最初に広がり、その後にホップの苦味がジワっと後追いしてきます。
また、苦味の中にもフルーティな甘味を感じることができ作り込まれた味わいで、その甘味と苦味が後味に残ります。
カーボネーションはミディアム、ちょっと粗めのバブル感が少し刺激します。
おわりに
これは飲みやすい!
ウェブサイトにあるように芝刈りの後喉の渇きを癒すかのようにガブガブっと飲んでリフレッシュできるビールですね。
久しぶりにヴェールブリューイングのビールを飲みましたがやっぱりここのビールは完成度が高い!
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