【ビールの知識】IBUとは?オーストラリアで飲めるIBU値の高いビールまとめ

 

オーストラリアでも2000年以降ブームとなっているクラフトビール。

わたしがオーストラリアに移住してきたのがちょうど2000年くらいですからクラフトビールの波に乗りながらオーストラリアのビールシーンをみてきたことになります。

ただ、エンジョイ★ビアーズを始めたのは2018年でしたが・・・ 苦笑

 

そんなことはさておきクラフトビールが台頭してきてからよく見かけるようになった「IBU」という用語がありますが、ご存知ですか?

わたしもこのエンジョイ★ビアーズを始めたのがきっかけで知りました。

大手ビール会社のビールばかりを飲んでいるときにはまったく目にすることない用語でしたし、もちろん現在も表記していないマイクロブリュワリーはあります。

 

この「IBU」についてはまだまだ知らない人が多いのではないでしょうか。

そこで今回はこの「IBU」についてちょっと掘り下げてみて、エンジョイ★ビアーズで登場したIBU数値の高いビールをまとめてみることにします。

知ってるっていう方は読み飛ばして、「オーストラリアで飲めるIBU値の高いお薦めビール」に進んでくださいね。

IBUとは?

IBUとは略語で、International Bitterness Unitsの略になります。

日本語に訳すと「国際苦味単位」、つまりビールの苦味の程度を測る単位。

ビールがどれだけ苦いかを表した数値ということになりますね。

ではどのように数値化するのかというと、以下のような計算式で算出します。

 

IBU = (ホップの質量)x(アルファ酸度)x(実際に使用されるアルファ酸の割合)/(麦芽汁の体積 x 1.34)

 

ビールの「苦味」は原料の一つであるホップからもたらされます。

一般的に、次の3点を踏まえて醸造したビールはIBUの数値が大きくなる傾向があるそうです。

ホップの使用量(ホップの質量)が多い

ホップの煮込み時間が長い

アルファ酸の含有量の高いホップを使用

 

馴染みのあるビールとして世界で一番飲まれているアメリカビール、バドワイザーIBU10とのこと。

IBUは一つの基準にすぎない

ここまで読み進んだら「IBU値が高ければ高いほど苦いビールなんだ」と思われた方もいるはず。

でも、IBUの数値はあくまで計算上の数値であり実際に人間の舌で感じるものとは異なります。

 

例えば、コーヒーを飲む場合を思い浮かべてみてください。

同じ豆を使用してコーヒーを淹れても、ブラックで飲む場合、砂糖を入れて飲む場合、砂糖とミルクを入れて飲む場合で苦味の感じ方は全然違ってきますよね。

このようにベースになるビールも糖度が高かったりすると苦味を感じにくくなってしまうこともあります。

 

また、飲む人のその日の体調や飲む季節、時間帯、ビールの温度など様々な要因によって苦味の感じ方は変わってきます。

そのため、「IBU値が高いビール=苦いビール」とは一概には言い切れないのです。

 

ただ、IBU値が表記してあると初めて手にしたビールがどんな味わいなのかを想像する手助けになることは確かです。

オーストラリアに限らずパブやビアバーなどでビールを注文する際、酒屋さんやボトルショップでビールを購入する際の参考にしてみてくださいね。

オーストラリアで飲めるIBU値の高いお薦めビール

さて、ここからはわたしがオーストラリアで飲んだIBU値の高いビールをいくつか紹介していきます。

カイジュービア アフターマス ダブルIPA IBU 140

IBU値もさることながらスパイシーでホップの旨味全開のビールです。ボトルショップで見かけたらぜひ一度手に取ってみてください。

パイレーツライフ ブリューイング インペリアルIPA IBU 120

IBU値が示すとおり強烈な苦味の余韻に浸れるビールです。容量も500mlとビックサイズなのでゆっくりとその苦味を楽しんでください。

バルター インペリアルIPA IBU 105

こちらもIBU値100越えビールです。オレンジピールのようなフルーティな香りとパイン(松)の香りを楽しんでそのパンチの効いたホップの旨味を存分に味わってください。

ホーカーズ インペリアルIPA IBU 100

IBU値がちょうど100のホップの苦味がガツンと美味いビール。アルコール度数も9.0%とがぶ飲みするには超危険なビールです。

例外「パイレーツライフxバラストポイント」IBU20

IBU値20なのにホップの風味が抜群に美味いビールです。苦味が苦手な方がそのIBU値で選んで買って飲んでしまうと「にっが〜、このビール」ってなってしまいます。

おわりに

今回ご紹介したのはIBU値100以上、つまりバドワイザーの10倍以上の苦味が詰まったビールたちを厳選してみました。

もちろんこれらIBU値の高いビール以外でも強く苦味を感じるビールがたくさんありました。

そして、「パイレーツライフxバラストポイント」のビールのようにバドワイザーの2倍のIBU値であってもそれ以上に苦味を感じるビールもあります。

皆さんも自分でIBU値がわかっている基準のビールを決めておき、いろいろ飲み比べてみるとまた違ったビールの味わい方を発見できるかもしれませんよ。

 

エンジョイ★ビアーズが選ぶ お薦めIPAランキング!
注目の1位は KAIJU BEER : AFTERMATH

2012年、Golden Axeというサイダーの製品化から始めたKaiju Beer。

その後アメリカンスタイルのホッピーなビールを見つけ出すことができずに自分たちで作った最初のビールがこのAftermath。

当時オーストラリアで作られていたクラフトビールの中でも驚くほどIBU値とアルコール度数の高いビールでした。

2位は HOP NATION : JEDI JUICE

2015年最初のIPAをリリースしたホップネーション。

メルボルンがベースからなのか、彼らのリリースするビールたちはラベルのデザインもさることながら、味わいにも一切の妥協なし。

そんな彼らのビールの中核をなす一本がこのNEIPA。

3位は PIRATE LIFE : MOSAIC IPA

ワインの名産地としても知られる南オーストラリア州で2014年に創業したPirate Life Brewing。

クラフトビール業界では後発ながらも急成長した同ブリュワリーのMosaicホップのみを使用したシングルホップIPA。

このIPAを飲むことであなたもMosaicホップの真の味わいを知ることになるはず。

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