「ゲージロード スリーピング ジャイアント」バランス良い味わいだけどさらにホッピーさが欲しいIPA

ゲージロードブリューイングが採用しているビールの製法で、ドライホッピングの他にフィルターに通さないUnfiltered製法があります。

ゲージロードブリューイングではビールを製造するプロセスの一環としてホップやイーストの粒子を沈殿させます。

そしてビールをフィルターに通さないまま瓶詰めすることにより、ビールの味わいをフレッシュで風味豊かに保っているそうです。

 

そんなホップやイーストの風味豊かで旨味がギュッと詰まったビールたちを作るゲージロードブリュワリー。

今回は4種類入っていたビールの最後の1本、ゲージロード スリーピング ジャイアントです。

GAGE ROADS BREWING CO. : SLEEPING GIANT IPA(ゲージロードブリューイング : スリーピング ジャイアント IPA)

作業用に調教されたゾウが暴れている絵柄が描かれています。

デザインはオレンジと茶色で統一されていますね。

右から2番目に見えるのが今回飲んだスリーピング ジャイアント。

一本ずつ店頭で購入すると結構な値段がするクラフトビールですが、このようにセットで買うと結構お得なことがあります。

産地

14 Absolon St, Palmyra WA 6157

ビール種別

アイピーエー

アルコール度数

5.4%

IBU

55

テイスティングノート

香り

かすかに柑橘系の爽やかな香りとモルトの甘い香りを感じます

グラスに注ぐとトフィーのような甘い香りを強く感じます

泡立ち

かすかにブラウンがかったフワフワでコシのある泡が1cmほど立ち上がります

かすかに濁りのあるライトアンバーカラー

テイスト

ビールを口に含んでから鼻に抜ける香りはトフィーのような甘い香り。

舌触りが滑らかなくらいのきめの細やかな炭酸感。

そんな炭酸感を感じながら苦味が口の中に広がるが、いまいちホッピー感に欠ける感じ。

後味にはモルトの甘味がほんのりと残ります。

おわりに

どちらかといえばペールエールに近い感じ、バランスを重視したのかホッピー感にかけるIPAでした。

IPAなので最後に取っておいて期待してたけど、ホップヘッズなわたしならもう少しガツンとくるホップの苦味をきかせて欲しかった。

参考ゲージロードブリューイングのオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)

エンジョイ★ビアーズが選ぶ お薦めIPAランキング!
注目の1位は KAIJU BEER : AFTERMATH

2012年、Golden Axeというサイダーの製品化から始めたKaiju Beer。

その後アメリカンスタイルのホッピーなビールを見つけ出すことができずに自分たちで作った最初のビールがこのAftermath。

当時オーストラリアで作られていたクラフトビールの中でも驚くほどIBU値とアルコール度数の高いビールでした。

2位は HOP NATION : JEDI JUICE

2015年最初のIPAをリリースしたホップネーション。

メルボルンがベースからなのか、彼らのリリースするビールたちはラベルのデザインもさることながら、味わいにも一切の妥協なし。

そんな彼らのビールの中核をなす一本がこのNEIPA。

3位は PIRATE LIFE : MOSAIC IPA

ワインの名産地としても知られる南オーストラリア州で2014年に創業したPirate Life Brewing。

クラフトビール業界では後発ながらも急成長した同ブリュワリーのMosaicホップのみを使用したシングルホップIPA。

このIPAを飲むことであなたもMosaicホップの真の味わいを知ることになるはず。

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