洗練された味わいの「ヴェール エール」はモルトの甘みとホップの苦味が複雑に絡み合ったビール!

 

Vale brewing(ヴェールブリューイング)の前身は、2008年Jeff Wright(ジェフ・ライト)氏を中心とした南オーストラリア州のクラフトビール愛好家たちによって立ち上げられたMcLaren Vale Beer Company(マクラーレン ヴェール ビア カンパニー)に遡ります。

McLaren Vale(マクラーレン ヴェール)とは地区の名前です。

南オーストラリア州の州都アデレードより南に約20kmほどのとろこで、オーストラリアのワインリージョンとしてはとても有名な場所でもあります。

このマクラーレン ヴェール ビア カンパニーですが、オーストラリアではかなりの短期間でその名を知らしめたクラフトビールの会社の一つでもあります。

そして立ち上げ当初たった一種類のビールから始まりました。

今回はヴェール ブリューイングより最初にリリースされたコア中のコアともいえるヴェール エールを買ってみました。

VALE : ALE(ヴェール : エール)

ワインボトルを小さくしたようなそのデザイン性の高いスタビー。

ラベルには会社名の「VALE」と製品名の「ALE」。

そしてその上にブドウを連想させるような逆三角形の6つのドットで構成されておりかなりシンプルにまとめられています。

容量は若干少なめの330mlです。

産地

南オーストラリア州 マクラーレンヴェール

ビール種別

オーストラリアン ペールエール

アルコール度数 

4.5%

IBU

28

テイスティングノート

香り

パッションフルーツやピーチのようなフルーティな香りが立ちこめます

泡立ち

泡立ちはあまりよくありません

うっすらと濁ったダークアンバーカラー

テイスト

一口口に含むとフワッと一瞬フルーティな香りが鼻腔に抜けます。

すぐにモルトの甘みが前面に出てきます。

またクリスピーな炭酸感も手伝って喉越しも良く、後味にはホップの苦味が効いています。

おわりに

一口でいくつもの味覚を味わえるビールです

最初のフルーティな香りがビールを飲みたい気持ちにさせてくれます。

一旦口に含むとモルトの甘み、ホップの苦味、クリスピーな舌触りなどが味わえ、それらが見事にバランスよくミックスされています。

参考ヴェールブリューイングオフィシャルサイト(英語のみ・外部サイトになります)

エンジョイ★ビアーズが選ぶ お薦めIPAランキング!
注目の1位は KAIJU BEER : AFTERMATH

2012年、Golden Axeというサイダーの製品化から始めたKaiju Beer。

その後アメリカンスタイルのホッピーなビールを見つけ出すことができずに自分たちで作った最初のビールがこのAftermath。

当時オーストラリアで作られていたクラフトビールの中でも驚くほどIBU値とアルコール度数の高いビールでした。

2位は HOP NATION : JEDI JUICE

2015年最初のIPAをリリースしたホップネーション。

メルボルンがベースからなのか、彼らのリリースするビールたちはラベルのデザインもさることながら、味わいにも一切の妥協なし。

そんな彼らのビールの中核をなす一本がこのNEIPA。

3位は PIRATE LIFE : MOSAIC IPA

ワインの名産地としても知られる南オーストラリア州で2014年に創業したPirate Life Brewing。

クラフトビール業界では後発ながらも急成長した同ブリュワリーのMosaicホップのみを使用したシングルホップIPA。

このIPAを飲むことであなたもMosaicホップの真の味わいを知ることになるはず。

PALE ALEビールを飲む
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