1770年にスコットランド人ジェームズ・クックがシドニーに上陸してから領有を宣言、入植が始まったオーストラリア。
1788年からはアメリカに代わり流罪植民地としてイギリス人の移民も始まり、1828年にオーストラリア全土はイギリスの植民地となります。
そんな歴史を背景にColonial(植民地の)というブリュワリー名が付けられたのかどうかはわかりませんが、2004年に西オーストラリア州のマーガレットリバーでブリューパブをオープン。
そして時を経て2016年、オーストラリアの東海岸に位置するビクトリア州、ポートメルボルンへ本格的に入植を始めます。
この入植をきっかけにコロニアルブリューイングは新しいコアレンジのビールたちをリリース、2018年には醸造設備を拡大しオーストラリア国内屈指の独立したブリュワリーへと成長しています。
それでは急成長著しいコロニアルブリューイングのビールたちを360°全方位からくるくると眺めてみましょう。
I.P.A
オーストラリアのナショナルカラーであるイエローを基調に、国章のように国を代表するカンガルーとエミューが描かれています。
[ビールスタイル]:IPA
[ABV]:6.5%
[IBU]:なし
INQUEST 2019
暗闇で椅子に座らせられたビールがInquest(査問、審問)を受けているかのようなラベルデザイン。美味いのか不味いのか尋問されている?
[ビールスタイル]:スタウト
[ABV]:12.0%
[IBU]:なし
SMALL ALE
西オーストラリア州出身のコンテンポラリーアーティストIan Mutch氏がデザインしたラベル。カワイイ
[ビールスタイル]:エール
[ABV]:3.5%
[IBU]:なし
SOUR SOUTHWEST
製品名だけで特に何も描かれていないラベル。ただ淡いピンク色が目を引く。
[ビールスタイル]:サワーエール
[ABV]:3.5%
[IBU]:なし
HAZY I.P.A
製品名のHAZY IPAの霞んだ雲のような絵が描かれているラベル。
[ビールスタイル]:NEIPA
[ABV]:6.7%
[IBU]:なし
SOUR MARKET EDITION ONE
ジャニパー、ライム、キュウリに共通するライトグリーンのラベルデザイン。特に絵柄なし。
[ビールスタイル]:サワーエール
[ABV]:4.5%
[IBU]:なし
おわりに
いかがでしたか?
ロゴなど統一性がありますがシンプルでキッチリ色分けされているので、どのビールを選んでいるのかわかりやすくなっています。
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