アルコール度数18%の超危険な「ホープブリュワリー F/A-18% リノ」はちびちびと味わいながら飲むビール!

エンジョイ★ビアーズの過去に登場したビールたちの中でIBUの最高値はカイジュービア アフターマス ダブルIPA140

ですが、今回この両方の数値をはるかに超えるビールが登場です!

今回はホープ ブリュワリー F/A-18% リノ インディアペールエール

 

最初にこのビールを手に取った時スタンダードドリンク(スタンダードドリンクの記事はこちらを参照)の5.3という数値を見て目を疑いました。

通常私が買っているビールはアルコール度数が高くても7〜8%前後で、スタンダードドリンクの値も2.5〜3.3。

しかし、今回の「ホープブリュワリー F/A-18% リノ」は名前の通りアルコール度数が18.0%、スタンダードドリンクの値が5.3と全て倍以上。

 

果たしてこんなビールを私は飲み干すことができるのか???

ビール詳細

HOPE BREWERY : F/A-18% RHINO IIIIIPA(ホープ ブリュワリー : エフエー18% リノ インディアペールエール)

F/A-18戦闘機の尾翼に「HOPE」と書かれているデザインのラベル。

機体の後部にはRhino(サイ)の絵柄が描かれていますね。

ウェブサイトのもあるように「Wild and Dangerous」、超危険なビールです。

どうやったらこのようなビールができるのか?

ヘッドブリュワーであるMatt Hoganによると、まずBrut DIPAの発酵がおわったビールにドライホップを施し、さらにかなり強力なワイン酵母を加えてグレープフルーツの濃縮液を与えるそうです。

そして、目指しているアルコール度数に達し発行がすべて終わったらさらにドライホップを2度施したそうです。

ブリュワリー所在地

ニューサウスウェールズ州 ポコルビン

ビール種別

インペリアルIPA

アルコール度数

18.0%

IBU

150

テイスティングノート

香り

缶のプルタブを開けると柑橘系の爽やかな香りを感じ取れます。

グラスに注ぐとその柑橘の香りに加えかすかにパインニードルの香りも感じます。

そしてビールを口に含むと同様にフルーティな香りとパインニードルの香りを強く感じ、アルコール臭も否めません。

泡立ち

ベージュがかったちょっと粗めの泡が指半分くらい立ち上がりますが、ほどなくして消えます。

かすかに濁りのあるオレンジゴールドカラー

テイスト

鼻腔で香りを感じた後にまず口中に広がるのはモルティな味わいの甘さ。

そしてその甘さの後にジワリジワリと広がるホップの旨味と苦味、さらにスパイシーさ。

そんな味わいの中で、やはり今まで味わったことのない18%というアルコール度数の高さを感じさせるヘビーさがあります。

後味には最初に甘味を感じているかと思うとスッと引いていき、最後には苦味が残ります。

カーボネーションはミディアム。

おわりに

ガブ飲みがかなり危険なビールなのでチビチビといただき、なんだかビールを飲んでる気分ではありませんでした 笑

ですが、そのおかげでこの丹精込められて作られたビールをじっくりと堪能することができました。

これだけアルコール度数が高いと飲んでいる時のアルコール臭が気になるところですが、このアルコール度数にしてはかなり抑えられていると思います。

>>>「ホープブリュワリー リノ」に似たビール

 

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